福岡市動物園にゾウがやってくる　抗議の声も

期待が高まる一方、不安の声も上がっています。在日ミャンマー人の有志３人は福岡市動物園を訪れ、抗議文と質問状を提出。３人は非公開で関係者と面会しました。

ミャンマーでは軍事政権による弾圧が続いていて「今回のゾウの譲渡が軍事政権の支持につながる可能性がある」と訴えたといいます。

在日ミャンマーコミュニティ　ミン　スイさん
「ゾウを受け入れた場合はミャンマーの今の現状をゾウを見る人に知ってもらうために何か（展示など）をやるべきではないかと言った」

一方福岡市の担当者は文化交流の一環だとした上で「軍事政権を認めるものではない。市民がゾウを待ち望んでいる」と説明したということです。ゾウは７月中にも日本に到着する見通しで一般公開は今年秋の予定です。