華厳の滝は「日本三名瀑(ばく)」の一つ。落差は97メートルで、水量は上流の水門でコントロールしている。通常、観光客の訪れる昼間は毎秒1~2・5トンに調整しているという。
だが、県砂防水資源課によると、年初以降の放水は平日は同0・1トン、土日は同0・3トンに絞っている。普段は幅7メートルほどの水流が一気に滝つぼに向かって落ちるが、現在の水量だと水が風に流され、背景の岩肌が見えるほどだ。
展望台で写真を撮る観光客も驚く。愛知県刈谷市から夫妻で来た近藤耕市さん(69)は「長年計画していた旅行で楽しみにしていた。事前に水が少ないことは知っていたが、実際に見ると、びっくり」と話す。
展望台で写真店を開く男性によると、「毎秒2~3トンはないと絵にならない。ここまで水がないのはめったにない光景なので、珍しがってくれる人もいるが、初めて来る子どもたちなどはがっかりしているようだ」という。
■水源の中禅寺湖、桟橋に停泊…(以下有料版で,残り978文字)
朝日新聞 2024年6月23日 6時00分
https://www.asahi.com/articles/ASS6Q02JRS6QUUHB00CM.html?iref=comtop_7_06版
引用元: ・「日本三名瀑」華厳の滝に異変 落水見えず岩肌露わ 観光客もあぜん [蚤の市★]
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