引用元: ・KDDI、戦争に強い「太陽光発電電柱」を発明、原発攻撃で停電時も自律稼働する携帯電話の基地局に利用 [422186189]
KDDIはペロブスカイト太陽電池を搭載した電柱型基地局を2月に稼働させた。直径15cm・長さ120cmのポールにペロブスカイト太陽電池を巻き付け、そのポール4本を基地局の高さ10m付近に設置した。曲げられる特性を生かしてポールに巻き付けて設置することで、上空に吹く風を受け流しやすく風荷重を受けにくい安全な構造にした。最大1年間の実証を行って発電量や耐久性などを検証し、設置場所を広げていく。KDDIコア技術統括本部技術企画本部カーボンニュートラル推進室の市村豪室長は「基地局は全国に数万カ所ある。企業として脱炭素化を進めるためには、そうした設備を十分に活用して再生可能エネルギーを自ら作っていく必要がある」と力を込める。
同社グループは30年度のカーボンニュートラルを目標に掲げる。同社全体の電力使用量のうち約5割を基地局関連が占めており、その省電力化は課題だ。一方で、全国に数多ある基地局設備に少量ずつでも再エネ設備が設置できれば、全体では大きな発電量となり、脱炭素化への武器になる。鉄塔型の基地局では、太陽光発電による電力供給などを行う「サステナブル基地局」の運用を23年5月に始めた。ただ、基地局のうち過半数は電柱型で敷地面積が畳3畳分程度と小さく既存の太陽光発電の設置は難しい。そこで電柱に備え付けられる薄く軽くて曲げられるペロブスカイト太陽電池を生かすというわけだ。
無線機が使う電力を考えると全く足りないよなぁ
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