「弟が当事者」市議は議場で訴えた　同性カップルへ住民票交付広がる　香川県・三豊市

「弟が当事者」市議は議場で訴えた　同性カップルへ住民票交付広がる [香川県]：朝日新聞

「弟が当事者」市議は議場で訴えた　同性カップルへ住民票交付広がる：朝日新聞デジタル

　同性カップルに対し、異性同士の事実婚と同じ住民票の続き柄表記を認める動きが全国各地で見られる中、四国でも同様の動きが出てきた。香川県西部の三豊市は、本人たちの希望に応じて、7月から「夫（未届）」「妻…

www.asahi.com

山田健悟 内海日和　2024年6月14日 18時40分

同性カップルに対し、異性同士の事実婚と同じ住民票の続き柄表記を認める動きが全国各地で見られる中、四国でも同様の動きが出てきた。香川県西部の三豊市は、本人たちの希望に応じて、7月から「夫（未届）」「妻（未届）」と記載した住民票を交付できるようにする。同様の運用は、香川県内では初めて。

14日にあった市議会で、田中達也市議の一般質問に対し、山下昭史市長が答弁で方針を明らかにした。

田中市議は質問に先立ち、県外に住む弟が当事者であることを紹介した上で、「性の多様性の話を政治家が取り扱おうとしたときに、イデオロギーの話をされるが、決してそんな難しい話ではない」と語り、「考えていただきたい。我が子が当事者ならどうしてやりたいのか」と呼びかけた。

田中達也市議がこの日、議場で語った性の多様性に関する思いは、記事後半で詳しく紹介します。

市によると、これまで同性カップルの住民票には、「世帯主」と「同居人」と記載することになっていた。7月からこの運用を改め、希望に応じて「世帯主」と「夫（未届）」「妻（未届）」と表記できるようにする。

自分らしく生きたいと願う当然の思い、支援したい

山下市長は答弁で、従来の記…

この記事は有料記事です。残り1275文字
有料会員になると続きをお読みいただけます。

※別ソース
三豊市 同性カップルにも「夫」または「妻」と住民票記載へ｜NHK 香川県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20240614/8030018617.html