あまりに突飛なSF的アイデアにしか聞こえないかもしれませんが、実は自然界ではこれが現に起こっているのです。
石垣島に生息する「ミナミキチョウ」という蝶は、2015年頃までオスとメスの割合が1:1で均等に存在していました。
ところが福井大学らの調査で、同島のミナミキチョウはその後の4年間で93.1%がメスになっていたことが判明したのです。
これは別に島のオスたちが一斉に逃げ出したり、死んだわけではありません。
この不可思議なメス化現象は、蝶に寄生する細菌「ボルバキア」によって引き起こされたのです。
研究の詳細は2024年5月20日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。
引用元: ・わずか4年で島中が「メス化」!宿主をメス化する細菌ボルバキアが広まる過程を世界初観測 [582792952]
コメント