「どうすればよかったんだろう」。男性が亡くなってから8か月。妻は家族の死を止められなかった後悔と、終わりが見えない誹謗中傷に憔悴(しょうすい)している。
男性は大阪市在住で、旧ジャニーズ事務所の元所属タレントらでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に所属。昨年10月、大阪府箕面市の山中で死亡しているのが見つかった。府警は自殺とみている。
妻によると、誹謗中傷が始まったのは昨年9月、男性が一部メディアで被害を告発したことが始まりだった。すぐにSNSやネット掲示板で「ウソはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」といった投稿が広がった。男性や家族の個人情報や、殺害予告ともとれる書き込みもあったという。
顔がわからない相手からの攻撃に、男性も妻も疲弊した。男性は亡くなる3日前、車を運転中、妻に「多少の誹謗中傷が来ることはわかっていたけど、家族のことまで……」と漏らしたことがあった。死後に見つかった遺書には「自分という存在は邪魔でしかない」との趣旨の内容が書かれていたという。
男性は亡くなった日もいつも通り仕事に出て、先の仕事の予定も決まっていた。妻は、死を考えるまで追い詰められていることに気づかなかった。「決心が揺らぐと思ったのかな。何とかして救ってあげられなかったのかな」。妻はそう悔やみ、「死ぬことで、中傷を終わらせようとしたのかもしれない」と話す。
しかし、匿名の攻撃は収まらなかった。
男性の死亡が報じられると、SNSで「野垂れ死んでいい気味だわ」といった書き込みが拡散。「(男性が)被害者ぶっているのは家族がやらせた」などと家族への中傷も始まった。
引用元: ・【性加害】ジャニーズ被害を告発し山中で死亡、中傷の矛先は遺族に…SNSでは「野垂れ死んでいい気味だ わ」 [鉄チーズ烏★]
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