になっている。そうした危機感を背景に、最近、八重山の首長から独自の発信が相次いだ。憲法記念日の5月3日、日本最西端の島・与那国町の糸数健一町長は、東京で開かれた「『21世紀の日本と憲法』有識者懇談会」
(櫻井よしこ代表)のフォーラムに出席した。憲法を改正して交戦権を認めてほしいと求め、
「平和を脅かす国家に対して、一戦を交える覚悟が問われている」と訴えた。
与那国町と台湾はわずか111キロの距離しかない。
糸数氏は「台湾が共産党一党支配の中国に併合されてしまうということは、『台湾海峡問題』が、実は『与那国海峡問題』になって
しまうということだ」と警鐘を鳴らした。
だが、対中融和的な姿勢が目立つ沖縄本島メディアにとって、糸数氏の提言は「不都合な真実」だったようだ。
県紙「沖縄タイムス」は「外交努力に水を差すような発言であり、不謹慎」と糸数氏を批判した。
「琉球新報」も「住民に『戦う覚悟』を求めることは容認できない」とボルテージを上げた。
尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返し、日本の外交努力に水を差しているのはどの国だろうか。
政府であれ住民であれ、悪と「戦う覚悟」なしに生命や財産を守れるのか。沖縄メディアはかみつく相手を間違えているようだ。
糸数氏の件は、東京新聞の望月衣塑子記者も、林芳正官房長官の記者会見で取り上げ、「中国に好戦的な発言を繰り返している」と
政府の見解をただした。まさに場外乱闘だが、辺境の島の一首長である糸数氏は、一気に全国区に押し上げられてしまったようだ。
一方、石垣市の中山義隆市長は5月20日、台湾で頼清徳新総統の就任式に出席した。
前日のX(旧ツイッター)に「台湾は世界が認める国家」と投稿した。
沖縄メディアは、日中両政府が合意した「一つの中国」原則に反する軽率な投稿だと問題視した。
これに中山市長は「台湾は国と認めないという政府方針を市長も踏襲しろと言うのはおかしい」と反論した。
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する沖縄県の玉城デニー知事を引き合いに、
「(政府見解を強要するなら)政府が決めた辺野古移設だから知事は守れという話になる」と、
玉城知事の政策を支持する沖縄メディアの矛盾も突いた。
中山氏の真意は分からない。
だが、石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺を日常的に踏み荒らす中国に対し、外交的配慮は不要という憤りがあるのかもしれない。
八重山は沖縄本島より、さらに「リアルな国防最前線」だ。しかし、住民の生の声は、反基地を社是とする沖縄本島メディアの「雑音」
にかき消されがちである。
本土の人たちは最前線の声に虚心坦懐(たんかい)に耳を傾け、沖縄にもさまざまな意見があることを知ってほしい。
仲新城誠
2024.6/8 10:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20240608-2KFY5DBD35IWXI32DZN6ONZB2U/
引用元: ・【八重山諸島】 リアルな国防最前線 首長らの切実な声…かき消すメディア、悪と「戦う覚悟」なしに生命や財産を守れるのか [6/8] [仮面ウニダー★]
>前日のX(旧ツイッター)に「台湾は世界が認める国家」と投稿した。
>沖縄メディアは、日中両政府が合意した「一つの中国」原則に反する軽率な投稿だと問題視した。
>米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する沖縄県の玉城デニー知事を引き合いに、
>「(政府見解を強要するなら)政府が決めた辺野古移設だから知事は守れという話になる」と
>玉城知事の政策を支持する沖縄メディアの矛盾も突いた。ここ最高にマスコミのダブスタが出てるw
一市長にペンの上での説得力で完敗してるじゃんw
都合が悪くなると「権力に従え!」とかカッコ悪いw
これだから日本のマスコミは低レベルで駄目なんだよw
都合の悪いものは見向きもしない好きなものには卑しいほど喰らいつくが
嫌いなものには箸もつけない
それが彼らの本性
台湾~与那国:110km
宮古海峡:300km中国がどこに線を引こうとするか?
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