去年9月、日本経済再生に向けた官民一体のプロジェクトが始まりました。経産省が主導する半導体メーカー「ラピダス」の工場です。自動運転車やAIなどに使う最先端2ナノメートル半導体の世界初の量産化を目指しています。
経済安保上の戦略物資として、国を挙げて進められる半導体プロジェクト。しかし、その財源をどのように調達するかが焦点となっています。
記者
「ラピダスですが、これまでの国の補助金は9200億円。一方、民間出資はその1%にも満たない73億円に留まっており、国の補助金頼みとなっています」
補助金頼みを脱却するため、政府は…
齋藤健 経済産業大臣
「ラピダスプロジェクトは我々の半導体政策の最重要事業。民間からの資金調達も拡大をさせ、官民が力を合わせた支援体制を構築することが重要」
融資に慎重な民間の金融機関の融資も募るため、政府保証をつけるという策の検討に入りました。ただ、一企業への融資に政府保証をつけるのは異例で、仮に融資の返済が困難になった場合、政府が肩代わりし、最終的に国民負担につながる恐れもあります。
これまで経産省が主導してきた日の丸連合は…
エルピーダメモリ 坂本幸雄 社長(当時)
「これまでご支援いただいたにもかかわらず、心よりお詫び申し上げます」
エルピーダメモリは2012年に経営破綻、ジャパンディスプレイは10年連続赤字、と国主導のプロジェクトは成果が出ていません。
世界でどの企業もなしえていない2ナノメートルの半導体の量産が実現できるのか。
経産省幹部
「資金も技術も全て難しく、ハードルは高い。荒波に小舟で乗り出すようなものだ」
補助金頼みの体質を脱却し、自立できるかが問われます。
TBS NEWS DIG
2024年6月7日(金) 17:04
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1218307?display=1
引用元: ・半導体メーカー「ラピダス」への融資に異例の政府保証 返済困難な場合は政府が肩代わり 国民負担に繋がるおそれも [香味焙煎★]
じゃんじゃん税金投入してライフライン防衛しろ
ウクライナの戦費の融資保証もしてるんだぜw
世界はAIやEVだっていうのに
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