英国で数千人のがん患者を対象に「がんワクチン」の臨床試験が始まった。これほどの規模で実施されるのは世界初。
どんなタイプのがんに効くのか、がん治療のゲームチェンジャーになるかなど、英紙「ガーディアン」が解説記事を掲載している。
がんワクチンは免疫療法の一種だ。新型コロナのような感染症から身を守るワクチンとは異なり、がんワクチンはすでに病気にかかっている人を治療するもの。
がんワクチンは、患者の免疫システムががん細胞を認識し、その細胞を殺し、再発を防ぐように設計されている。
がんワクチンは、患者一人ひとりに合わせて、通常数週間で作られる。
このワクチンを作るには、手術中に患者の腫瘍のサンプルを採取し、DNAの塩基配列を決定し、場合によっては人工知能を使用する。
その結果、患者の腫瘍に特化したカスタムメイドのワクチンができあがる。
ワクチンがどの程度効くのか、どのようながんに効くのかについては、その全体像をつかむにはさらなる研究が必要である。
それでも専門家たちは現時点で、大腸がん、肺がん、膀胱がん、膵臓がん、腎臓がんなど、さまざまながんに対して有効だと考えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a86b47118099e62fac0ab1d7cf1f5d7a01c5c75
【続きを読む】 どんなタイプのがんに効くのか? ワクチンを接種した患者の容態は?
https://courrier.jp/cj/366567/?utm_source=yahoonews&utm_medium=related&utm_campaign=366567&utm_content=science
引用元: ・【イギリス】世界初、数千人のがん患者を対象に「mRNAがんワクチン」の臨床試験が始まった・・・専門家 「大腸がん、肺がん、膀胱がん、膵臓がん、腎臓がんなど、さまざまながんに対して有効だ」
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