そもそもワーホリとは何か。ここで改めて簡単に紹介しておきたい。
ワーキングホリデー。その名のごとく、働きながら休日を過ごせる、というものだが、当該政府がビザを発行してくれるのだ。
本来は、文化交流を目的に、若い旅行者が長期休暇を取り、旅をしながら短期雇用で収入を得ることができる仕組み、である。
始まったのは、1980年。オーストラリアとの間で最初に制度ができた。その後、対象国はどんどん拡大し、今は29カ国・地域になっている。
短期間の旅ならいざしらず、数カ月など長期で休みを取って海外を旅するとなれば、まとまった資金が必要になる。
もし、現地で働くことができれば、旅の資金にもなるし、現地の人たちとの交流も深められて一石二鳥、というわけである。
ワーホリの何よりのポイントは、若者に限定されている、ということだ。ビザの申請条件は、18歳から30歳まで。ただし、渡航時に31歳になっていることは問題ない。子どもの同伴はできない。
そして各国ともに、ワーホリビザの活用は一度だけ。オーストラリアでワーホリを経験したら、もう一度、というわけにはいかない。
ただし、再びワーホリでカナダに行ったり、ニュージーランドに行ったりすることは可能だ。
オーストラリアは先に書いたように日本がワーホリ制度を導入した初めての国で、その歴史は40年以上になる。
両国とも人数の制限はない。日本からはコロナ禍の時期を除くと、おおよそ年間1万人がワーホリでオーストラリアを訪れていた。
カナダは6500人と人数を定めている。また、イギリスは1500人の定員制限に加え、抽選式で申請時期も限られているなど、国によって制度の概要は異なる。
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就くことができる仕事については、職種や業種に制限はない。持っているスキルや経験、さらには英語力でさまざまな仕事に挑戦できる。
カフェやレストラン、バーなどの飲食業から、イベントスタッフ、ハウスキーパー、船の甲板員、建設作業員、受付などの事務やIT関連の仕事などなど。
オーストラリアは日本人にとって人気のワーホリ先だが、それは受け入れ人数に上限がないことだけではない。
日本と時差がほとんどないこと、多文化多民族国家で受け入れに寛容であることに加え、なんといっても就労の条件の良さがある。
もとより世界最高の賃金水準を誇る国。ワーホリ制度を有する主要英語圏の中でもダントツだという。
国が定めている最低賃金は、課税前の金額で時給23.23豪ドル(日本円で約2200円)。週給になると882.74豪ドル(同約8万円/38時間労働換算)にもなる。
そればかりではない。働き方には、フルタイム、パートタイム、カジュアルの3種類があるが、カジュアルのような臨時雇用で国の最低賃金の対象となる場合には、賃金に25%以上の臨時雇用追加金を上乗せした金額を受け取ることができるのだ。
元看護師からワーホリに行った藤田さんは、介護の仕事の時給に「こんなにもらえるのかと思った」と語っていたが、それは非正規雇用の時給だったことも大きい。
実に正規雇用の時給に比べて1000円もの差があったという。
ワーホリは基本的な考え方として「旅をしながら」なので、オーストラリアの場合、一つの雇用主のもとでの雇用は最長6カ月とされている。6カ月経てば、別の仕事を見つけなければいけない。一方、カナダは就労についての期間の制限はない。
引用元: ・【介護の非正規雇用でこんなに稼げるなんて】オーストラリアのワーキングホリデーで得られる驚きの時給
これ常識だよ
時給が高いのは非正規雇用>正規雇用日本ってあらゆる面で官僚と政府が頭おかしい狂ってる国w
非正規雇用はボーナスないし福利厚生利用できないから時給は正規より高くて当たり前やのにばかの日本企業は逆やから怖い、笑笑
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