「ワンピース 最新話」 「呪術廻戦 日本語フル」…。動画共有サイト「ユーチューブ」や「TikTok(ティックトック)」などでは検索候補に漫画を無料で閲覧可能な動画をユーザーが求める言葉が並ぶ。
検索を進めると、ページやこまを切り取って紙芝居のように編集した動画が多数見つかる。
出版大手KADOKAWAは昨年、グーグルとアップルの公式アプリストア内で海賊版閲覧用のアプリを5点発見したという。
いずれも規約で禁止されている著作権侵害行為に当たる。
出版社などでつくる一般社団法人「ABJ」の伊東敦広報部会長は「ネット上には違法コンテンツがあふれかえり、削除要請を送るコストは著作権者側の大きな負担となっている」と指摘する。
ユーチューブでは動画の広告収益のうち55%が投稿者、45%が運営元のグーグルに配分される。
音楽の場合は公式のデータとの一致度で違法コンテンツを自動で識別し、投稿者分の収益を権利者に支払うスキームが構築されているが、静止画に同様の仕組みはない。
グーグルは取材に対し「当事者からの通知なしにコンテンツが違法であるかどうかの判断を下すことは困難」としつつ「今後も漫画業界の声に耳を傾け、支援する取り組みを行う」と文書で回答。作者への収益還元策について、直接的には言及しなかった。
ABJによると、昨年確認された海賊版閲覧用の1207サイト中、日本語版294サイトでは年間の被害額が推定計約3818億円に上る。
うち上位10サイトへの月間アクセス数はピークの2021年後半から22年初めごろに一時4億を超えたが、大手サイトの閉鎖や巨大ITと連携したネット検索結果への表示抑制により、今年2月時点で計約1億に減少した。
ただ、これらの集計には外国語版サイトや動画共有サイト上の権利侵害分は含まれず、実害は数倍に上るとみられる。
伊東氏は「『漫画はわざわざ買うものではない』という価値観が根付くことを危惧している。作者の生活と漫画の多様性を守るためにも毅然と対応したい」と話す。
引用元: ・【タダ読み被害が拡大】 出版社〝漫画文化の危機〟
中国語の翻訳版ばかり
仕方ないので必死で中国語習得して読破した
世界28ヵ国語に翻訳され
全世界での閲覧数45億だぞ?
オンライン配信と組んだ方がいいと思うぞ
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