2024/05/15 11:00 システム障害が企業活動に及ぼす影響が深刻さを増している。身近な商品の出荷停止や納期延長を余儀なくされるケースが相次ぐ。
気がかりなのは、問題が明らかになってもすぐに解消されず、影響が長期化している点だ。企業の基幹システムを巡っては、デジタル変革を阻害する「2025年の崖」と呼ばれる問題も指摘されている。何が起きているのだろうか。
6月再開めざす
「システムトラブルが発生した影響により、全国で『グリコ』『キリン』の商品の納品が滞っております。ご不便、ご迷惑をおかけし、申し訳ありません」
この週末、買い物に立ち寄った近所のスーパーにはそんな「おわび」が掲示されていた。
江崎グリコは5月1日、基幹システムの障害によるチルド食品(冷蔵品)の出荷停止期間を延長すると発表した。対象は「プッチンプリン」「カフェオーレ」など17種類で、5月中旬を目指すとしていた再開を6月に先送りした。影響は、販売委託を受けていたキリンビバレッジの「トロピカーナ」などにも及んでいる。
システム障害は4月に起きた。調達や生産、物流などの情報を統合するERPと呼ばれる基幹システムを4年がかりで構築し、4月3日に全面的な移行を実施したところ、切り替えに伴うシステム障害が発生。全国の物流センターで出荷業務に遅滞が生じたという。
江崎グリコによると、システム上の在庫とセンターの実在庫が一致しないなどの問題が確認された。生菓子や飲料といったチルド食品は賞味期限が短く、店頭での回転が速い。タイムリーかつ緻密な在庫管理が求められることも問題を複雑化させた。
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https://www.yomiuri.co.jp/column/economy03/20240513-OYT8T50095/
引用元: ・プリンや眼鏡レンズの出荷停止、システム障害の影響長期化…企業のDXに立ちはだかる障壁とは [ぐれ★]
前回のシステム化でクビにしてて戻せる奴がいないんよ
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