元K-1スーパーバンタム級王者で現WBO世界バンタム級5位の武居由樹(27=大橋)が初挑戦で世界王座奪取に成功した。
2度目防衛戦となった同級王者ジェーソン・モロニー(33=オーストラリア)に挑戦し、判定勝ちを収めた。20年12月のK-1スーパーバンタム級王座返上、そしてK-1卒業から約3年5カ月。ボクシング転向から8勝8KOで迎えた9戦目での世界初挑戦でベルトをつかみ、K-1王者で史上初のボクシング世界王者となった。これで日本ボクシングコミッション(JBC)公認の日本ジム所属100人目となる節目の世界王者となった。
キックボクサー時代は新生K-1の元3階級制覇王者・武尊とともに格闘技界の中心ファイターだった。10歳の時から所属するパワー・オブ・ドリームジムの古川誠一会長(56)の厳しい指導のもと、17年にK-1スーパーバンタム級王座決定トーナメントを制覇。19年にはK-1同級世界最強決定トーナメントで3連続KO勝利で優勝を飾った。K-1王者として君臨した一方、20年に入るとコロナ禍や「蹴りが難しくなる」負傷なども重なり、練習に打ち込めない時期が続いたという。
武居は「K-1で大体の選手と戦いましたし、K-1へのモチベーションがすごく下がった。その時、古川会長からもボクシングやれよと言われた。自分もやってみたいと思った」と振り返る。古川会長と交流の深かった大橋秀行会長(59)との縁もあり、同年11月、その年の9月に引退した元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナーが担当するという条件でボクシング転向が決まった。
過去、キックボクサー出身、ムエタイ王者がボクシングで世界王座を獲得した例はあるが、K-1王者がボクシングの世界王者になったことはなかった。武居は「プレッシャーは感じていないけれど、誰もやったことないことをしてみたかった。そこをやりたい」とのチャレンジ魂を燃やし、東京ドームのリングで成し遂げた。また試合当日は育ての親と言える「父」古川会長の56歳のバースデー。武居が「古川会長に恩返しできれば」との思いを東京ドームのリングで成し遂げた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d17cce5122bde7ce220f82ece087e3c39fadf509
引用元: ・【ボクシング】元K-1王者の武居由樹が日本ジム所属100人目の世界王者 初挑戦でベルト奪取 [THE FURYφ★]
どれだけバケモンかが分かる試合だったな
手数少なすぎやろ
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