(CNN) ポーランドの「ラテブラ財団」は2日、考古学者らがポーランド北東部ギエルウォシュにあるナチス・ドイツの旧軍事基地で手足のない5体の人骨を発掘したことを明らかにした。遺骨は3人の成人、10代の若者、生まれたばかりの赤ん坊のものだという。考古学者らは「狼の巣」として知られるナチスの司令部で2月24日に行われた発掘作業中に人骨の断片を発見し、地元当局に通報した。当局はさらなる発掘調査を行うことを決定した。
5人の遺骨は、第1次世界大戦中のエースパイロットで、第2次世界大戦ではナチスの最高幹部の一人となり、アドルフ・ヒトラーの親友でもあったヘルマン・ゲーリング空軍総司令官が住んでいた家の外に同じ方向を向いて近くに並べられていた。
同財団の声明によると、遺骨のそばには燃やされた板や下水設備の残骸があったが、衣服の痕跡はなかったという。
同財団の理事はCNNに対し、地中にあるパイプを発見したときは、古い浴室を掘り起こしたと思ったが、その後に灰と燃やされた鍵を発見し、頭蓋骨(ずがいこつ)の破片を発見するに至ったと語った。
同財団は警察の調査結果を待っている。
引用元: ・ナチス・ドイツ官舎で手足を切断された大人と子供の人骨5体を発見 [422186189]
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