(CNN) ワイン産地として有名なフランス・ブルゴーニュ地方のシャブリ地区で1日、ひょうが降り、ブドウ畑に大きな被害が出た。シャブリは先週も悪天候に見舞われており、ワイン生産への影響が懸念されている。
フランス気象局によると、ピンポン玉からライムほどの大きさのひょうがブルゴーニュ地方北部で降った。白ワインで知られるシャブリ地域で特に激しく降ったという。
同気象局は「スーパーセル」と呼ばれる巨大な積乱雲による嵐だったとの見方を示した。同気象局がCNNに明らかにしたところによると、この時期の雷雨は珍しいものではないものの、集中豪雨と大粒のひょうを伴った今回の嵐は特に激しいものだったという。
シャブリでは先週も急激に気温が下がり、ブドウの木が凍りついた。追い討ちとなった今回のひょうによる被害の程度は不明。
シャブリはシャルドネ種から造られる辛口の白ワインで知られる。ブルゴーニュのワイン協会によると、シャブリの白ワインは毎年3800万本ほど販売され、売り上げは推定3億4000万ドル(約520億円)と地域経済を支えている。67%が輸出されているという。
ワイン産業は世界的に干ばつや高温、霜、ひょうなど異常気象の影響を受けている。
国際ブドウ・ワイン機構(OIV)が先月発表した報告書によると、昨年の世界のワイン生産量は過去61年間で最低だった。異常気象と病害が原因としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/120f31a19899b5315c1be994c37acb15cf131f1a
引用元: ・仏ブルゴーニュ地方シャブリ地区にピンポン玉くらいのひょう ブドウ畑大被害 ワインがダメかも [448218991]
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