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2024年4月29日 19時35分
28日に投開票された衆院東京15区補選は、右派論客として著名な作家百田尚樹氏が代表を務める諸派「日本保守党」の国政選挙デビュー戦でもあった。新人飯山陽(あかり)氏(48)は、議席にこそ届かなかったものの、小池百合子東京都知事が支援した無所属新人の乙武洋匡氏(48)らを上回り、9人の候補者中4位に。一定の存在感を示した。
この日本保守党、どんな人たちが支持したのだろうか。飯山氏の選挙戦の現場を歩いて探った。(佐藤裕介、宮尾幹成)
◆応援は遠方から来た人ばかり…? 百田氏は反論した
飯山氏の落選が確実になった28日夜、江東区内の選挙事務所で開かれた記者会見。報道陣と百田代表の間で、こんなやりとりがあった。
報道陣の質問「百田さんが(選挙期間中に)『この中に江東区の人、どれくらいいますか。手を挙げて』と言って、ほとんど手が挙がらない街頭もあった。支持者が選挙区外からたくさん集まってきていたということ(ではないか)。実際、北海道や九州から東京に来たついでに、ここの選挙を見て、応援して帰っていくような人も見た」
百田氏の回答「そんなことはないです。江東区の方もたくさんいましたよ」
百田氏はこう反論したものの、質問の指摘は記者の肌感覚とも近い。
確かに、選挙期間中に出回った報道機関や政党の情勢調査では、飯山氏がそれなりの票を集め、4番手前後にはつけるとの見通しだった。だが、記者は半信半疑だった。
何度か足を運んだ飯山氏の街頭演説会には、いつも大勢の人が集まっていたものの、取材しても遠方から応援に来たという人ばかりで、選挙区の江東区在住者をほとんど見かけなかったからだ。
(略)
◆LGBTQ当事者「選挙期間中、出歩くのを控えざるを得なかった」
一方、LGBT理解増進法批判を一丁目一番地の政策とする日本保守党の候補者が一定の支持を集めたことに、選挙区内に暮らすLGBTQ当事者らは危機感を強めている。
江東区の当事者らでつくる団体「クロスオーバー・こうとう」は、LGBTQを排斥するような主張が『選挙運動』の形で拡声器やビラを通じて広げたとして、「率直に憤りと不安、無力感を覚えた」と訴えるコメントを本紙に寄せた。取材に応じた担当者は、「私個人は選挙期間中、不用意に出歩くのを控えざるを得なかった」とも明かした。
コメントは、日本保守党が「入管難民法の改正と運用の厳正化」など移民排斥的な政策を挙げていることにも触れ、「江東区には在日コリアンのコミュニティーもあり、インドからの移民も多い。対立や分断を煽ることで支持を得ようとする政治スタイルが根づくことも大きな懸念点だ」と指摘している。
メディアが日本保守党など右派勢力の伸長を報道することにも「たとえ批判する意図があったとしても、これらの党に勢いがあることを既成事実とし、お墨付きを与えてしまう効果がある」と苦言。「差別煽動の動きに対抗するためには、それが広まりつつあることをきちんと不安視することが必要である一方で、それに抗う動きもあるという希望を持つこともとても重要だ」と強調した。
※全文はソースで。
引用元: ・日本保守党支持者に聞いてみた「今日はどちらから?」 東京15区補選の現場で 記者が見た4位落選までの戦い [少考さん★]
この辺りが敗因
比例なら通ったかな
辻立ちや挨拶まわり頑張って再チャレンジ頼んます。
生涯安泰だ
多分12巻くらいまで持ってるとか言われるもんな
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