<日銀総裁会見終了直後、円買い介入>
政府・日銀は2022年9月22日、日銀会合の当日に円安進行を受けて24年ぶりの円買い介入に踏み切った。市場では、当時と今回の会合を重ね見るような声が聞かれる。
いずれも、円が歴史的な安値圏へ下落した重要局面で迎える会合となり、市場の事前予想は政策据え置きという共通点がある。
前回は正午前に日銀が政策の維持を発表すると、ドルは145円半ばまで1円近く上昇し、24年ぶり高値を更新。続いて当時の黒田東彦総裁が「緩和を当面続けることに全く変わりはない」などと会見で発言すると、夕方に145円後半までさらに上昇した。円買い介入が入ったのは、その直後だった。
バンク・オブ・アメリカ主席日本為替金利ストラテジストの山田修輔氏は、今回の日銀会合後にドルが155円乗せを試し、円買い介入が行われる中国リオを描く。
「円安は物価への影響を通じて政策に影響を及ぼし得る、と日銀はすでに明言しており、円高へ振れるには同様の内容では不十分。6月にも利上げを行う必要性が高まっているなどといった発信が必要となるが、日銀が急にタカ派転換するとは思えない」という。
<個人は介入待ち、過去最大の円買い>
日銀会合後の介入をにらみ、短期売買が活発な個人投資家は、短期的な収益獲得を目論んでドル売りを大きく膨らませている。
トレイダーズ証券市場部長の井口喜雄氏によると「個人のドル売り比率は現在7割と異例の高水準で、その規模も過去最大級に達している」といい、同業他社も似たような状況だという。
多くの個人が介入後のドル買い戻しを狙い、押し目を待ちわびた輸入企業も相次ぎドルの手当てに動くとなれば、介入はドルの格好の拾い場となる。
「大きく広がった日米金利差が縮小する兆しも見えない状況では、介入効果は一時的なものとなりかねない」(外銀アナリスト)との声がすでに出ている。
引用元: ・【外為市場】個人投資家、為替介入待ち・・・トレイダーズ証券市場部長 「個人のドル売り比率は現在7割と異例の高水準で、その規模も過去最大級に達している、同業他社も似たような状況だ」
こんな目先のことばかり考えてたらいつのまにか人生終わってるよ
ドル現物でいいじゃん
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