ゲームが好きな人たちは常に新しいゲームを求めます。無料であれば「遊んでみよう」という気持ちも高まります。このきっかけを通じて自社のゲームをダウンロードしてもらい、市場での存在感を高めることができます。
また、スマホゲームの中でもソーシャルゲームと呼ばれるゲームは、SNS上の友人をゲームに招待したり、ゲーム内で友人をつくって一緒に遊んだりすることができます。
その過程でゲームの認知度が高まり、とくにランキングを競ったりゲーム内のアイテムをやり取りしたりするなどの要素を含む場合、ゲームを中心とするネットワークができ、ユーザーが増えやすくなります。
どんなゲームも、まずは遊んでもらい、評価されなければ普及しません。無料はそのための第一歩で、ユーザーの入り口を可能な限り広げた結果です。
ユーザーを獲得したら、次に重要なのがマネタイズ、つまり収益を得るための計画です。
そのための方法の1つは広告です。多くの無料アプリは広告を表示し、その広告収入によって収益を得ています。広告主としてはより多くの人に広告を見てもらいたいわけですので、ユーザー数が多い人気ゲームほど広告を出したい企業が増えますし広告料も高くできます。
収益を得る2つ目の方法はアプリ内課金です。基本的なゲームは無料で遊ぶことができるようにし、一部の高度なサービスや、ゲーム内で使うアイテムなどを有料化する方法です。これはマーケティングではフリーミアムモデルといいます。フリーミアムは、フリー(無料)とプレミアム(有料、上級)を組み合わせた造語です(図表2)。
無料化で心配なのは、無料で遊ぶ人ばかり増えることです。ゲームの場合も「無料ゲームしかやらない」「課金はしない」と決めている人もいます。しかし、スマホゲームなどのウェブコンテンツでは、ユーザーの5%が有料サービスを利用すると収支面で事業が成立するといわれます(5%ルール)。
つまり95%の人が無料で遊ぶフリーライダーであったとしても、コアなファンをつくればきちんと事業として成立するのです。
詳しくはこちら(抜粋)
https://news.livedoor.com/article/detail/26286225/
引用元: ・【ソシャゲ】スマホゲームはなぜ「基本無料」なのか?実は「95%が無課金勢でも赤字にならない」驚愕理由
日本は賭博とクスリには甘い
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