【画像】地震で破損したラブホテルの内部
しかし、そんな賑わいムードから取り残されてきた業界がある。ラブホテルやモーテルなど、いわゆるレジャーホテル業界だ。
ここ最近は、推し活や女子会など「カップルが性行為をするために滞在する」こと以外の利用も浸透しつつあるが、レジャーホテルは、風営法の「性風俗関連特殊営業」に該当するため、2020年から約3年間続いたコロナ禍の持続化給付金や「GoToトラベル」事業からも除外されていた。
しかし、今年3月下旬に入って、一部ではあるものの、公的支援の対象にしようという動きが出てきた。金沢市にある老舗ラブホテル「月世界」の支配人で、金沢レジャーホテル協会会長の高田英治さんはそう語る。
震災の約3週間後からブログで被災状況や自治体の対応について発信を続けている高田さんに詳しく聞いた。(ライター・玖保樹鈴)
●コロナ禍でも「公的援助」の対象とされなかった
月世界では、能登半島地震で塔屋や客室天井などが破損して、ボイラーも不調になった。営業再開に必要な給水管の一部とボイラーはすぐに復旧させたものの、3月末現在も被災したままで手つかずの箇所があるそうだ。
「塔屋およびネオン照明看板、客室内天井、舗装も破損しましたが、未工事のままで、現在も2室の営業ができません。復旧した給水管も一部です。道路から見える塔屋を直せないと、営業していないと誤解されてしまうかもしれません。
しかし、外壁が昭和後期には当たり前に流通していた石綿セメント成形板になっていて、アスベスト入りなので法的規制もあり、処分費用が高額です。また、ネオン照明看板もネオン管を取り扱う業者がほぼいなくなり、他の照明看板にやり直しとなるため、見た目とコストのどちらを重視するか、非常に悩ましい問題です」
月世界は、高速道路のインターチェンジに近いため、いわゆる「デリヘル」で利用する人は少なかったが、コロナ禍を経て、利用客はそれ以前と比較すると2~3割も減ったという。
「コロナ初期は単月で5年前比7割減、全国旅行支援のあった時期はおおよそ3~5割減、宿泊割のない現在は、おおよそ2~3割減と回復に至っておりません。市街地にある宿泊施設に適用された宿泊割のほうが休憩料金よりも安かったこともあり、短時間休憩の常連客も少なくなってしまいました。デリヘル目的で利用する方はほぼ皆無になりました」
引用元: ・ラブホテル支配人「国は少子化対策とか言うが北陸震災復興の対象からなぜ外されるのか!!!」 [866556825]
つか推し活や女子会でラブホ使うって聞いたこと無いぞw
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