千葉県印西市。マンションや住宅地に立つ窓のない巨大な建物。これらは、Googleやアマゾン、NTTデータなどの心臓部とも言えるデータセンターだ。
印西市では、ここ数年データセンターが次々と建設されており、世界でも「INZAI」として知られている。
データセンターには大量のサーバーや情報処理機器があり、金融や医療行政サービスなどネット上での情報処理には欠かせないインフラだ。
重要な情報を集約することから、秘匿性が高く、所在地を明らかにしない企業が多い。
印西市役所によると「事業者が印西市内でデータセンターとして稼働していることを公表している企業は11社だが、
市として、データセンター全ての施設数は把握していない」。
住宅地の中に多くのデータセンターが点在することに、印西市民は…
「地元に企業が来ることで自分たちも仕事が増えるので、そういう意味だと、とても地域の活性化に繋がるのでいいことだと思う」「印西市に税金が入るのはいいなって夫と話してました。(生活上での変化は)保育園とかがたくさん作られたりとか、あと公園を作り出したところみたい」
「市としての魅力というか宣伝みたいな部分に関してはプラスになるのかもしれないですけど、ただ最近街中にもデータセンターが出来そうになっているので、それに関してはちょっと懸念がある」
大規模なデータセンターがなぜ印西エリアに立ち並ぶのか。日本データセンター協会副理事長で東京大学 大学院の江崎浩教授は…
東京大学 大学院 江崎浩教授:
あそこは非常に地盤が硬いところで、地震に強いというところが1つと、交通が成田に繋がっている列車があるので、非常に東京からのアクセスがいい。
最後は電力系統が、東京電力がかなりの努力をしてくれて、非常に高電圧の高容量の電気を非常に早く、ほかの場所に比べて引いてあげるように、ビジネス的なディールをちゃんとやったので、そこにみんなが集まってきた。
引用元: ・【千葉・印西市に世界が注目】データセンター集結の理由
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