【MLB】ドジャース・大谷翔平、第3打席は三ゴロ　第2打席でダルビッシュから初安打＆初盗塁

ドジャース・大谷翔平投手（２９）が２０日、韓国・ソウルで行われた開幕戦のパドレス戦に「２番・指名打者」でスタメン出場し、パドレス・ダルビッシュ有投手（３７）との日米通じての初対決で、ドジャース入り後初打席だった初回無死一塁の１打席目は遊ゴロだった。
３回の２打席目は右前打。５回無死一塁の第３打席目は三ゴロだった。

注目の初球はインコースへの１５４キロの直球。
ファウルとボールでカウント２―１となり、４球目の外角へのスプリットをひっかけて遊ゴロ。全力疾走し一塁はセーフとなり、併殺を逃れた。

３回２死での第２打席では、大ファウルで球場から大歓声。
２－２からの５球目、外角高めのシンカーを叩いて右前へはじき返し、新天地初安打を記録した。打球１８０キロの鋭い打球だった。
大谷は続くフリーマンの打席の初球で果敢に盗塁に成功。新天地初盗塁もマークした。

ダルビッシュは４回途中１失点で降板した。

大谷はダルビッシュがつけていた日本ハムの背番号「１１」を、１３年から継承。千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」でも同じ４０４号室を使用した。さらに大谷の日本ハム時代にはオフにともに自主トレをすることもあった。
昨年のＷＢＣでは２人が中心となってチームをまとめ上げて、決勝の米国戦では８回ダル、９回大谷という夢リレーを見せた。２人も特別な思いを抱いての対戦となる。

大谷「すごい小さい頃から見ていて大好きな投手ですし、目標にしてきた方なので、ＷＢＣでも一緒にやらせてもらって、練習もその前に一緒にやらせてもらって、本当によくしてもらって、個人的にすごく楽しみ。これまで対戦がなかったので、それも含めて思い入れがある」（１６日会見）

ダルビッシュ「まだ今まで一緒にトレーニングしたりとかはあったけど敵として戦うので勉強して、私情は入れずに１人の打者として対戦したいと思います」（１８日会見）

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