クラッシックカーを自宅整備。ガソリンを漏らして自宅含む9棟燃やした車カスを書類送検へ　名古屋

2023年1月、名古屋市千種区で住宅など計9棟が燃えた火事で、警察は倉庫で車の整備をしていた男性が火事を引き起こしたとして、14日にも書類送検する方針を固めました。

2023年1月11日、名古屋市千種区の地下鉄桜通線の吹上駅の近くで起きた火事では、住宅や会社の事務所など計9棟が燃えました。

その後の捜査関係者への取材で、警察は中村区に住む60代の男性が車からガソリンが漏れ出していることを知りながら整備を続けて火事を引き起こしたとして、男性を重過失失火の疑いで14日にも書類送検することが分かりました。

現場の状況などから男性は所有するクラシックカーのエンジンの点火プラグを外して作業をしていて、プラグから出た火花がガソリンに引火したとみられています。

調べに対して男性は容疑を認めているということです。