『読売新聞』の最新の報道によると、現時点で、原発事故の被災地は7市町村あり、およそ309平方キロメートルのエリアが今も封鎖が解除されておらず、2万9000人以上の被災者が外での避難生活を余儀なくされ、そのうち9割が福島県の住民である。
居住区域外の多くの山林や農地の解禁はまだ先になる。また、解禁前に大量の除染作業が必要となり、多くの地域で原発汚染リスクが残っていることを意味する。
それだけでなく、福島原発事故後、現地の除染作業で大量の放射性廃棄物が発生した。2023年12月時点で、福島県の臨時貯蔵施設に保管されている廃棄物の総量は1375万立方メートルに達し、日本メディアに「東京ドーム11個分を満たすことができる」と言われた。
しかし、どのようにこれらの廃棄物を処理するかについて、日本政府はいまだに結論を出せていない。これらの廃棄物は「ダモクレスの剣」のように、常に福島の被災地の住民を悩ませている。
■「止まらない災難」 福島原発からの汚染水は放出し続けている
さらに懸念されるのは、日本政府と東京電力が国内外で強い反対があるにもかかわらず、2023年8月24日から、福島原発の汚染水を太平洋に放出し始めたことである。累計約3万トンを排出した。
福島県常磐市に住む織田千代さん(68)は、「海洋に汚染水を放出することは、放射能を人為的に拡散することだ」と話した。彼女によると、2011年の福島原発事故で海の近くの平穏な生活が奪われた。
この13年間、織田さんは仲間たちと「海を守りたい」という思いから、「海を汚すな!市民会議」という市民団体を設立し、定期的に汚染水の放出に反対するデモなどを行っている。
2023年9月、東京電力が汚染水の放出を本格化した後、福島県内外の住民や漁業従事者とともに、汚染水の海への放出の差し止めを求める訴訟を福島地方裁判所に起こした。これは日本国内で汚染水排出を反対する初の訴訟となった。11月初めには追加訴訟も起こし、原告は約350人に拡大した。
■「見えない未来」世界の「傷」はなかなか癒えない
以下全文はソース先で
中国網日本語版 2024-03-12 16:46:18
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2024-03/12/content_117056475.htm
引用元: ・【中国メディア】大震災から13年後、福島は日本のゴーストタウンから世界の傷口に [3/13] [ばーど★]
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