「地方」は大学進学が前提ではない」地域で差が生じる大学進学率「無理して大学進学する/させる必要はない」

「地方」は大学進学が前提ではない」地域で差が生じる大学進学率「無理して大学進学する/させる必要はない」
1: 七波羅探題 ★ 2026/03/02(月) 18:41:11.21 ID:IO1Aj7us9
地域で差が生じる大学進学率…地方で暮らす高校生や保護者が「無理して大学進学する/させる必要はない」と判断しても仕方ない背景
寺町晋哉宮崎公立大学人文学部准教授
集英社オンライン3/2
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https://shueisha.online/articles/-/256620

「学校の当たり前」を問い直し、教育の背後にある社会構造やジェンダーの力学を探究する寺町晋哉氏。氏によると大学進学において、生まれ育った地域、性別、通っている高校、保護者の学歴といった多くの壁、社会的諸条件を乗り越えなければならないのが「地方女子」だという。

本記事では書籍『なぜ「地方女子」は呪縛になるのか』より一部を抜粋・再構成し、人口の過半数の最終学歴が高校である宮崎県において、「大学進学は当たり前ではない」という状況を解説する。

宮崎県内においてそもそも、身近に大学へ通っていた「大人」がいるかどうかは、市町村によって大きく異なっている。2020年の国勢調査において、20歳以上の人々のうち、男性の最終卒業学校が「大学」である割合(大卒割合)が高い市町村、低い市町村をそれぞれ五つずつ示したものが表1・2である*1。

県庁所在地のある宮崎市の男性の大卒割合は、他市町村と比べ10ポイント以上高い。女性は、大卒割合が男性に比べ半数未満の13.3%となり、そのかわりに「短大・高専」卒の割合が高くなる*2。

宮崎市に限って言えば、男女ともに全国平均(表3)と類似している。宮崎市に次ぐ人口数の都城市、延岡市は、男性の大卒割合が20%、女性の大卒割合が10%を下回る。宮崎県の中でも大卒割合の少ない地域に目を向けると、大卒男性が10%前後、大卒女性が5%未満となっている。

こうしてみると、宮崎県は最終卒業学校が「高校」の人々が過半数であり、大卒割合の最も多い宮崎市であっても「大卒が当たり前」ではないことがわかる。特に、町村で「大卒女性」と出会うことは少ないだろうし、そもそも「大学生」と出会うこともレアイベントなのである*3。

読者の皆さんは、大学キャンパスそのものや大学名を冠にした駅・バス停など、日常生活で「大学」という存在に触れる機会はあるだろうか? 宮崎市の中心部で暮らしていれば、「大学」はかなり身近に存在している。

というのも、宮崎県にある7大学のうち、6大学が宮崎市に位置しているからである。残りは延岡市に1大学、都城市に私立大学の一部学部が位置している。つまり、宮崎市を一歩出ると、「大学」という存在は遠くなる。当然、大学生に出会う機会も少なくなるだろう。

とはいえ、同じ県内に大学があるのだから、通学という選択肢もある。ここで宮崎市の大学の中でも(ありがたいことに)アクセスの良い筆者が勤める宮崎公立大学で、通学シミュレーションをしてみよう。

宮崎公立大学は、宮崎市の中心部に位置し、宮崎駅から徒歩20分強の距離にある。始業時刻が8時50分なので、その時間に間に合うためには、8時30分頃までには宮崎駅へ到着している必要がある。

そこで、宮崎県の各市町村の中心駅をそれぞれ何時に出発すればよいのかを表4にまとめた。駅がない町村は役場を出発地にしている。「中心駅・役場」に「○」がついているのは、電車がない、あるいは電車より所要時間が短い路線バスを用いており、宮崎公立大学へ直接着くよう設定している。

表4からわかるように、宮崎県内であっても、始業時刻に間に合わない町村は少なくない。また、時間上は通学が可能であっても、6時半以前に電車へ乗らなければならない市町も複数存在しており、「早起き」の意思がかなり必要になるだろう。

さらに言えば、この表は市町村の中心駅や役場を出発点にしており、そこへたどり着くまでに時間を要する場所に住んでいれば、通学はさらにハードなものになる。実際、宮崎県出身であっても、「一人暮らし」を選択する宮崎公立大学生は珍しくない。

■「地方」は大学進学が前提ではない
簡単にまとめよう。宮崎県では県庁所在地の宮崎市であっても、大卒は「当たり前」ではなく、その他の市町村であれば、むしろ「珍しい」存在となりうる。

宮崎市であれば、日常的に大学生を目にする機会もあるが、宮崎市から離れれば離れるほど、そうした機会は少なくなる。宮崎県の町村で暮らす子どもたちは、自分の親や兄姉が大学へ通っていなければ、大学という存在を意識することなく生活していくことが「当たり前」になる*5。

身近に大学や大卒が少ない地域であれば、「将来のやりたいこと」が大学と結びつかないことは十分考えられる(むしろ、その方が「自然」である)。

※全文や表、出典はリンク先で

引用元: ・「地方」は大学進学が前提ではない」地域で差が生じる大学進学率「無理して大学進学する/させる必要はない」 [七波羅探題★]

2: 名無しどんぶらこ 2026/03/02(月) 18:42:10.54 ID:pWyX/jSg0
高校こそそうなんだよ

高校の定員を半分に減らせ

中高の部活動を全面禁止しろ

3: 名無しどんぶらこ 2026/03/02(月) 18:42:29.30 ID:/6g9JQuo0
AI全盛期になれば都会でも大学の行くのが時代遅れになるよ

4: 名無しどんぶらこ 2026/03/02(月) 18:42:55.49 ID:NRpnUagS0
経済的な理由あるだろうけどさ見かけないとかわけわからんぞ

7: 名無しどんぶらこ 2026/03/02(月) 18:44:25.60 ID:NPgWvvCy0
https://president.jp/articles/-/109160
「高校普通科→私立文系」は最悪コース…「勉強が得意なら高専」文系オワコン時代に食いっぱぐれない子の進学先
プレジデント
「AIに仕事を奪われない」のはどんな人材か。文筆家の御田寺圭さんは「日本の労働市場はいま劇的な構造的変化を迎えている。なんとなく高校の普通科、なんとなく文系の大学に進学するような旧来のルートを選ぶと、あとで大変なことになる可能性が高い」という――。
(中略)
SNSの反応を見てみると「文系は“贅肉”って言いたいのかよ!」と、なかなか上手なツッコミを入れている人が多くいて苦笑を禁じ得なかったのだが、残念ながら実際そのとおりだ。文系は贅肉なのである。
(中略)
まず基本的なファクトを整理しておきたいのだが、そもそも大卒文系の人が志望する事務系職種は、昨今の空前の超売り手市場においてすら強烈な人余りの買い手市場が続いている。

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