戦闘艦隊の増強を進める中国海軍の脅威に対抗するため、日本が新たな水中無人機(UUV)を導入した。
日本は、米国が構想した「第一列島線戦略」において重要な役割を担っている。中国による西太平洋進出を抑止・防衛することを目的とした戦略で、特に台湾と日本を結ぶ南西諸島周辺に焦点を当てている。
日本政府は、中国が台湾に侵攻した場合、「集団的自衛権」に基づく軍事的関与の可能性を示唆している。
米国を凌駕する世界一の軍事大国を目指す中国は現在、3隻の空母と60隻の潜水艦を含む370隻以上の艦艇を運用し、日本など米国の同盟国周辺を含む西太平洋で海軍の展開を拡大している。
海上自衛隊は1月20日、国産UUV(公式名称は「無人水中航走体」)の一部が納入されたと発表した。具体的な台数は明らかにされていないが、公開された画像には少なくとも6機のUUVが並んでいる。
オーストラリアを拠点とする海軍アナリスト、アレックス・ラックは、これらのUUVは直径533ミリの「TTL(魚雷発射管発射対応)」設計である可能性があると指摘する。現行の大型魚雷と同じ直径で、潜水艦からの発射と回収が可能とみられている。
欧州の海軍専門メディア「ネイバルニュース」によれば、防衛省は2021年、長時間運用が可能で、潜水艦や艦船の探知・監視、さらには機雷の設置ができるUUVを開発中であることを予算要求で明らかにしていた。
同じくネイバルニュースによると、日本は水中防衛能力を強化する一環として、直径1.8メートルの「超大型」UUV(XLUUV)も開発している。これらの機体は「ミッションモジュール」と呼ばれる任務装備を付け替えて搭載できる設計になっている。
2025年の防衛白書において防衛省は、「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境」に対応するため、無人機の活用を含む7つの防衛力の強化に言及し、中国を主な脅威として名指ししている。
米海軍も同様に水中ドローンの開発と統合を進めており、2025年には、バージニア級攻撃型原子力潜水艦「デラウェア」が欧州配備中にUUV「イエローモレイ」の発射と回収を実施した。
米潜水艦建造企業ハンティントン・インガルス・インダストリーズによると、これは作戦行動の一環としてUUVを魚雷発射管から発射・回収した初の事例だった。UUVは、自律モードで発射から回収まで最大10時間の任務を3回遂行した。
UUVを潜水艦に統合することで、米海軍は作戦範囲と水中戦能力を大幅に拡張できるとされており、海底ケーブルの防護や機雷敷設・除去などを含む「海底作戦」でも重要性が増している。ステルス性と乗員の安全性、任務負荷の軽減も期待されている。
海上自衛隊はXで、「引き続き『無人アセット』を含む防衛力整備を着実に進め、抑止力・対処力の向上に努めていきます」と述べた。
米海軍第32潜水艦戦備群は「ロボットおよび自律型システムの統合により、将来の潜水艦任務の作戦柔軟性と能力が強化され、有人潜水艦が到達できない浅海域や深海域での活動が可能になる」とコメントした。
中国の軍艦が西太平洋での存在感を拡大する中、UUVを搭載した日本の潜水艦が実戦配備される時期はまだ不透明だ。
ニューズウィーク 2026年1月22日(木)18時41分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2026/01/585082.php
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引用元: ・海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 海底戦争に不可欠 中国の海軍拡張に新たな対抗手段 [1/23] [ばーど★]
自律式にして巡回させて領海内の不審船は問答無用で撃沈させよう
目標が一貫してる方がいい
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