国連大学が20日に公表した報告書によると、世界は地球規模の水破産の時代に突入しており、「水危機」や「水ストレス」といった言葉ではその深刻さを捉えきれないという。今回の報告書は、学術誌「ウォーター・リソーシズ」に掲載された研究を基にまとめられた。
世界各地が深刻な水問題に直面している。アフガニスタンの首都カブールは、近代都市として初めて水が枯渇する可能性があるとされる。メキシコ市では、地下に広がる巨大な帯水層から水を過剰にくみ上げているため、年間およそ50センチのペースで地盤沈下が進んでいる。米国の南西部では、干ばつに見舞われたコロラド川の減少する水をどう分配するかをめぐり、州同士が絶えず対立している。
「この状況を危機と呼び続けることは、一時的なものだと示唆していることになる。これは。衝撃的な出来事だ。我々はそれを軽減することができる」。国連大学水・環境・保健研究所の所長で、報告書の著者でもあるカーベ・マダーニ氏はそう語る。
破産の場合、可能な限り修復し影響を緩和することが重要だが、「新たな現実、つまり以前よりも制限の厳しい新たな状況に適応する必要もある」と、マダーニ氏はCNNに述べた。
引用元: ・【危機】世界は「水破産」の新たな時代に 国連報告書が警告
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