テスラとスペースXの最高経営責任者(CEO)であるマスクは、AIがすべての人に「豊富な資源」をもたらすと予測している。マスクの予想している未来では、人々は「欲しいものを何でも手に入れ」、優れた医療や教育を受けられるようになるという。
退職後の生活資金を貯めておくことは、100年以上にわたって個人の財務の基本とされてきた。しかし、イーロン・マスク(Elon Musk)は、近い将来それがあまり意味を持たなくなるかもしれないと話している。
エンジニアであり医師でもあるピーター・ディアマンディス(Peter Diamandis)がホストを務めるポッドキャスト番組『ムーンショット・ウィズ・ピーター・ディアマンディス(Moonshots with Peter Diamandis)』の2026年1月初めに配信されたエピソード(収録は2025年12月22日)の中で、「私から一つアドバイスするとすれば、10年後や20年後のためにお金をコツコツと貯めなければいけないと心配する必要はない」と、イーロン・マスクは語った。
「それにはもう価値はないだろう」
「もし我々が話してきたことのどれかが本当ならば、退職後のためにお金を貯めることはもうあまり意味を持たなくなる」とマスクは付け加えた。
テスラ(Tesla)とスペースX(SpaceX)のCEOで世界で最も裕福な人物であり、資産総額が6000億ドル(約94兆2000億円)を超えるイーロン・マスクは、人工知能(AI)、エネルギー、ロボット技術によって生産性が飛躍的に高まることで、あらゆる資源が豊富になる未来を語った。彼によると、すべての人に「ユニバーサルな高所得」が保障される可能性があるという。
「良い未来は、誰でも欲しいものを手に入れられる」とマスクは語った。「今日の誰もが受けているよりも優れた医療が、5年以内にすべての人に行き渡る」ことを意味すると彼は続けた。
「生活に必要な物やサービスが不足することはなく、さらに誰でも、興味のあることは何でも無料で学べる社会だ」
しかし、この理想的な未来に移行する過程は「でこぼこ道」であり、急な変化や社会不安が起こる可能性があるとマスクは警告した。また未来が豊かになったとしても、またその変化の中で人々は自分の生きがいや目的を見失う危険もあるという。
「では、もし本当に欲しいものをすべて手に入れたとして、それは本当にあなたたちが望む未来なのだろうか」と彼は問いかけた。
「なぜなら、そうなったとすると、あなたの仕事の意味がなくなってしまうからだ」
マスクは、テスラの電気自動車で自動車業界を変え、またスペースXの再利用可能なロケットで宇宙産業に革命を起こしたことで知られている。
マスクの所有する企業は自動運転車、ヒューマノイド型ロボット、脳とコンピュータをつなぐ技術「ブレイン・コンピューター・インターフェース」、AIアシスタントなどの革新的技術を開発しており、歴史上初の1兆ドル(約157兆円)長者になる道を切り開いている。
[BUSINESS INSIDER]
2026/1/18(日) 7:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c740c0a9cfcabe5b250c6d68ec23d09c8b1a3049
引用元: ・イーロン・マスク「退職後のために貯蓄するのは無意味になるだろう」 [煮卵★]
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