「高業績者が称賛される風土」
「裁量が大きく、個人事業主のようだった」。プルデンシャル生命の養老保険に加入する東京都内の40代男性は、営業担当者の印象についてこう語る。
プルデンシャル生命では営業担当者を「ライフプランナー」と呼び、顧客に最適な商品の提案から契約後のフォローまで行う。営業手法や時間管理などで大きな裁量を与えられ、報酬のほとんどは歩合給。成果を上げれば高収入が約束され、生保業界でも特に「プロ」を自任しているとされる。
「高業績者が大いに称賛されるという組織風土が醸成されていた」。プルデンシャル生命は16日に公表した報道発表文で今回の不祥事の原因をこう分析した。好成績の社員は会社の監視が甘くなり「不正が蔓延(まんえん)しやすい環境だったのではないか」(業界関係者)。
一方で成績が振るわないと収入は下がり、金銭面の不安に悩む営業職員も少なくないとみられる。一連の不祥事では顧客に借金を依頼するケースもあった。
生保業界で相次ぐ職員の不正
もっとも、金銭詐取はプルデンシャル生命に限った話ではない。業界では営業目標の達成などのために営業職員が不正に手を染める事案が後を絶たない。昨年3月には大樹生命保険が、元営業職員が顧客から約8130万円を詐取していたと発表。同12月には明治安田生命保険でも、元営業職員による約2億円の詐取事件が発覚している。
不正が横行する背景には金融業界特有の問題もある。もともと商品の内容が複雑で一般顧客に理解しにくい上、最近は高齢の顧客が増え、営業担当者と十分に意思疎通できないケースもある。「不正をしても発覚しないだろう」と考える余地が生まれやすい。
相次ぐ不正を受け、金融庁は今夏をめどに組織を再編し、保険業への監督を強化する方針だ。長期にわたり根本的な問題解決を怠ってきた生保業界も、顧客本位の業務運営に向け自浄作用を発揮しなければ、存在が揺らぎかねない。(根本和哉)
産経新聞 2026/1/16 20:41
https://www.sankei.com/article/20260116-YHV7RDEJKVOZBIYXZMK7OQ2SMQ/
引用元: ・「個人事業主のようだった」 プルデンシャル生命不正行為の背景に営業職員の成果主義偏重 [蚤の市★]
日系だっておばちゃん使って、無理な営業やってるだろ。
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