2025年の東証最終取引日、キオクシア(旧東芝メモリ)の株価は1万435円で引けた。2024年末の1640円から株価は6.4倍も上昇した。同社の株価上昇率は、世界の主要先進国株式の動向を示すMSCIワールドの中でもダントツでトップだった。
株価上昇の背景は、同社が持つAI関連製品の一つである最新のSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)への期待だ。
米国や中国でのAIモデル開発競争は、秒進分歩の勢いで激化している。もはや、それは「戦争」との指摘まである。競争激化に伴って明らかになったのが、AIの学習や推論データを保存するメモリ半導体の不足だ。
広帯域メモリ(HBM)、NAND型フラッシュメモリを集積したSSDの需給は逼迫した。SSDの価格にも上昇圧力がかかり、キオクシアの業績拡大期待は高まった。それまで割安に放置されていた株価は急ピッチで上昇した。
株式投資家にとって重要なポイントは、次のキオクシアを見つけ出すことだろう。恐らく今後も、第二のキオクシアが現れることが想定される。そうした銘柄を発掘することは、投資効率を高める最も有効な手法になるはずだ。
2024年12月18日、キオクシアは東京証券取引所プライム市場に上場した。上場当日の終値は1601円だった。2025年初以降もしばらくは株価に大きな動きは見られなかった。8月まで、おおむね上場時の株価水準から2500円程度の圏内でもみ合う展開が続いた。
ところが、2025年9月5日、キオクシアの株価は3000円台に急上昇した。キオクシアのメモリ半導体需要が、急速に増加するとの見方が増えたためだ。
きっかけは、米国政府の対中半導体関連規制の強化だった。それにより、NAND型フラッシュメモリ最大手の韓国サムスン電子、第2位SKハイニックスの中国工場からの供給が減少するとの観測が出た。
中国で、サムスン電子はNAND型フラッシュメモリ供給の4割、SKハイニックスは2割程度を生産しているとみられる。世界トップツーの韓国2社の供給が減少する分、他のメモリ半導体メーカーに需要は流れる。
しかも、2025年の年初以降、世界全体でAIデータセンターなどに使うメモリ半導体の不足は深刻化した。米マイクロソフトやアマゾン、グーグルなどが、こぞってストレージ能力の拡張を急ぐタイミングで、トランプ政権が規制強化したインパクトは大きかった。
■AI時代に需要が増えるSSDに先行投資
キオクシア、米サンディスク(ウエスタンデジタルから分社化したNAND型フラッシュメモリメーカー)、シーゲイト・テクノロジーに需要が急激に流れ込み業績は拡大するとの期待は高まった。秋口以降、各社の株価は急速に上昇した。
その中でも、キオクシアの株価上昇は鮮明だった。要因の一つに、同社がデータセンター向けのSSD供給量を増やしたことがある。特に、キオクシアはAI学習などに使う画像処理半導体(GPU)と組み合わせて使う、処理速度の高いSSDの開発を重視してきた。
AI開発競争の激化に伴い、推論用のデータを保存するデバイス(ストレージ)の需要は拡大傾向にある。データ転送速度の速いHBMに加え電力消費性能の高いSSDを使い、AI開発を加速させようとする企業は増加している。
こうした変化を背景に、キオクシアの成長期待は高まり、2025年通年で同社の株価は主要先進国企業の中でトップクラスの上昇を記録した。
大手投資家たちも成長性を見逃していた
2018年6月、キオクシアは東芝からスピンオフした。それ以降のキオクシアの事業展開を見ると、次のキオクシアが出現する可能性は十分にあるだろう。
成長企業の必須条件は、まず、競争力のある技術、事業を保有し、しかも株価に割安感があることだ。
キオクシアは、世界第3位のNAND型フラッシュメモリメーカーである。東芝の不適切会計問題の影響は大きかったが、メモリ半導体の製造技術は世界的に高い。
また、上場直後の時点で、キオクシアのPBR(株価純資産倍率)は1.4倍程度、SKハイニックスの1.9倍、米マイクロン・テクノロジーの2.7倍程度を下回る。競争他社比、株価に割安感はあった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7f3da3f8cd6d7aff3c37347e13bd96d66814785?page=1
【3分解説】半年で株価5倍。キオクシアが今ホットな理由
https://newspicks.com/news/15838632/body/
引用元: ・【1年で株価が6.4倍になった日本企業のキオクシア(旧東芝メモリ)をご存じか】2025年の株価上昇率、世界株の代表的な指数であるMSCIワールドの構成銘柄約1400銘柄の中でダントツでトップ
ダントツでトップは断然トップでトップ
頭痛が痛いみたいなもんだぞ
これから上がる銘柄を教えろ
コメント