【紅白】制作統括、嵐の出演なしを事実上明言　アーティスト発表「全てでございます」

　大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』（午後7時20分）のリハーサル取材会が30日、同局で行われた。嵐のサプライズ出演はないことが明らかになった。

　今年の紅白は11月14日の出場歌手発表以降、米津玄師、玉置浩二、松任谷由実、矢沢永吉、さらに福山雅治と稲葉浩志の初コラボといった豪華な特別企画を次々と打ち出してきた。それだけに嵐のサプライズ出演を期待する声もささやかれていた。

　しかし、この日取材に応じた制作統括の篠原伸介氏は「紅組・白組、そして特別企画の皆さまを次々と発表させていただきました。アンパンマンのコーナーの楽曲も含め、あれをもちまして、全てでございます」と断言。「以上の発表の形で、紅白に臨ませていただこうというふうに思っております」と続け、本番まで残り1日となった段階で、これ以上の追加アーティストやサプライズ枠がないことを明確にした。

　事実上の“ラインアップ完了宣言”により、ファンの間で期待されていた嵐の出演は、ないことが確定した。