その代償は今、自国民に降りかかっている。
帰還兵による殺人や性的暴行がロシア国内で多発。
海外メディアによると、昨年の暴力犯罪は2017年比で41%増加した。
住民は「敵より味方が怖い」と嘆く――。
■「ウクライナより自国のロシア兵が怖い」
ロシア国内で、帰還兵による犯罪行為が深刻化している。
反ロシア政府の立場を貫く独立系メディア・メドゥーザは、国境のロシア側に位置する町、ノヴァヤ・タヴォルジャンカの生々しい事例を報じた。
同地では2023年6月頃から、住民が避難した後の住宅にロシア兵が侵入し、組織立って略奪に及んでいるという。
被害後の様子を収めた写真が確認されており、叩き壊されたテレビや引き抜かれた暖房用ラジエーター、そして1カ所にまとめられ持ち去る準備が整った貴重品の山が写っていた。
砲撃を逃れてこの町を離れたある男性は、隣人から「軍服を着た見知らぬ人間が自宅に住み着いている」と知らされた。
複数の機関に助けを求め、ようやく侵入者を退去させたものの、損害への補償は一切受けていない。
また、国境に面するベルゴロド州では、SNS「VKontakte」上に州知事に宛てた略奪被害の陳情が殺到。
これまでに実に78件を数えるという。
国境付近に暮らす多くの住民は同メディアに、「キーウ(ウクライナ)の攻撃よりもむしろ、ロシア兵による略奪を恐れている」と語った。
ウクライナの砲撃が続き、食料や医薬品の入手すら困難な状況でも、自宅を離れない住民がいる。
家を空ければ、ロシア軍が守ってくれることなど到底期待できず、自宅は彼らによって荒らされてしまうからだ。
■帰還兵による殺人が多発
ロシア軍の蛮行は、略奪に留まらない。
殺人に発展する事例も相次いでいる。
米ワシントン・ポスト紙によると、今年1月、ロシア南部ナリチクで23歳の帰還兵が、殺人容疑で起訴された。
公園で遭遇した87歳の女性を20分以上殴打し、死亡させたという。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/845e7bec0ad6c5d12031d59c729ae7be5f1c619b
引用元: ・【国際】"受刑者"を兵士にしたプーチンの大誤算…ロシア人が「ウクライナ兵より怖い」と怯える本当の理由
日本もこれから中国との戦争でそうなるけどw
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