日刊スポーツ
中国情勢に詳しい講談社特別編集委員の近藤大介氏が27日、ABCテレビの生情報番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分)に出演。年末スペシャル「国宝級に怖怖怖わい!万国“大問題”博覧会2025」と題して、各分野の専門家が解説した。
近藤氏は「台湾有事より日本有事が心配」とし、「台湾侵攻が無理なら尖閣諸島を急襲?」と私見を述べた。
高市首相の台湾有事を巡る国会答弁「存立危機事態」発言にきっかけとなり、中国が猛反発して日本への渡航自粛呼びかけるなど、中国の対日攻勢がエスカレートしている。
習近平総書記(国家主席)は18年に国家主席の任期を「2期10年」としていた憲法の規定を撤廃し、自らの3期目続投を可能にした。現在、異例の3期目の習氏は続投の際に台湾統一を事実上の「公約」に掲げた。総書記を決める5年に1度の中国共産党大会は27年に開催される。
「習氏は4期目もやりたい。理由が必要。まだ台湾統一はできていないとなる」とし、27年にも台湾侵攻がある可能性を指摘した。対日攻勢が過激になる背景として、習氏が4期目を狙う中での高市発言があったとした。
一方で10月に習氏は中国軍の最高幹部ら9人を反腐敗を理由に一斉に粛清した。近藤氏は台湾有事のアクセルを踏もうとすることに「ブレーキをかける」役割の幹部も含まれていたという。
「どう解釈するか。もしかしたら習氏が台湾に侵攻しようとするのを軍がサボタージュしていたのではないか」と見方を示した。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b3e6794eaca52cbd82fed5d3dca5ba905d3cc843
引用元: ・【日中関係】対日攻勢激化の中国が「台湾侵攻を断念し、尖閣諸島に侵攻も」 中国専門家が懸念 [ぐれ★]
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