見送りとなったことが、27日までに、主催者や会場として予定された東京の映画館、シネ・リーブル池袋の公式サイトなどで告知された。
「昨今の状況は想像以上に複雑」などと理由をあげている。
【写真】「現代中国映画祭2025」主催者からの開催見送りのお知らせ
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同映画祭は11月の段階で、延期が告知されていた。今回、主催者は「現代中国映画祭2025を楽しみにしてくださっている皆さまへ」と
呼びかけ「楽しみにしてくださっていた皆さまへのご報告が遅くなり、申し訳ございません」と謝罪。続けて「現代中国映画祭2025の
開催時期につきまして、関係各所と慎重に協議を重ねてまいりましたが、熟慮の末、今回の開催は見送らせていただく判断に至りました。
開催を心待ちにしてくださっていた皆さまには、心よりお詫び申し上げます」と報告した。
その上で、開催の経緯について「現代中国映画祭は、『中国映画の“いま”を、より多くの日本の観客に届けたい』という思いから、
昨年スタートしました。多くの方にご来場いただき、中国映画の現在地や若手監督の動向、さらには作品を通して見えてくる中国社会に
ついて、さまざまな言葉を交わすことができた時間は、私にとっても非常にかけがえのないものでした。第二回の開催に向けても、
年明けから準備を進め、より良い形で、より面白い中国映画をお届けするべく企画を重ねてきました」と説明。「しかしながら、昨今の
状況は想像以上に複雑で、苦渋の決断ではありますが、今回のシネ・リーブル池袋での開催は見送らせていただくことになりました」
とした。
主催者はその上で「映画を通して、その国の文化や社会を知ることは、とても豊かで、同時にとても大切な営みだと私は考えています。
私自身、映画祭のプログラマーとして日本映画を中国に紹介する仕事に長く携わってきましたが、そこで日本映画や日本文化に魅了された
中国の観客と数多く出会ってきました。こうした文化の出会いと広がりこそが、映画の持つ力であり、映画祭の存在意義だと言じています」
と強調。「だからこそ、今回立ち止まることになったとしても、決して諦めるつもりはありません。また必ず、より良いかたちで
中国映画を皆さまにお届けできるよう、準備を重ねていきます。近い将来、現代中国映画祭という場で、再び皆さまと映画を通して
交流できる日を、心から楽しみにしています。今後とも、どうか温かく見守っていただけましたら幸いです」と、再開への意欲も示した。
12/27(土) 13:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a42d3b0fcb87b6694ac58ebed9d02f96396ef13
引用元: ・【日刊スポーツ】 「現代中国映画祭」都内での開催見送り「昨今の状況は想像以上に複雑で、苦渋の決断」 [12/28] [仮面ウニダー★]
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