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平壌の通りを歩く人たち(25日)=AP
【ソウル=藤原聖大】暗号資産データを解析する米企業「チェイナリシス」は今月、北朝鮮ハッカーによる今年の暗号資産窃取の被害総額が過去最悪規模の20億ドル(約3100億円)相当だったとする報告書を公表した。前年比で5割増えており、北朝鮮によるサイバー攻撃の被害が深刻化している。
報告書によると、今年は世界全体で盗まれた34億ドル(約5300億円)相当の暗号資産のうち、6割が北朝鮮による犯行だった。北朝鮮が過去約10年で手にした暗号資産は計67億5000万ドル(約1兆円)相当に及ぶという。
北朝鮮のハッカーは各国当局の監視網を回避するため、窃取した暗号資産を換金してマネーロンダリング(資金洗浄)する際に金額を少額にしたり、 脆弱ぜいじゃく な保安体制の業者を狙ったりしている。同社は「破壊力が増大し、(手口も)高度化している」と指摘している。
北朝鮮は国家主導で全土から理系の秀才を厳選してハッカーに育成し、対外工作機関に所属する複数のグループで活動させている。2022年の韓国国防白書によると、サイバー部隊は推定6800人に上る。
北朝鮮は、24年に日本の暗号資産交換会社から482億円相当のビットコインが流出した事件や、今年11月に韓国最大の暗号資産取引所が狙われた445億ウォン(約47億円)相当の暗号資産流出事件にも関与したとされる。
北朝鮮に対する国連制裁の履行状況を監視する「多国間制裁監視チーム(MSMT)」が10月に公表した報告書によると、24年には北朝鮮の外貨収入の約3分の1が暗号資産窃取による収益だったとみられる。核・ミサイル開発の大きな資金源となっており、監視チームは「北朝鮮が狙う暗号資産取引所を国際社会で特定し、監視すべきだ」と提言している。
引用元: ・北朝鮮ハッカー集団が盗んだ暗号資産、過去最悪規模の3100億円…全土から秀才厳選しハッカー育成か [582792952]
本当の命掛けてやっている
そりゃ必死でやるよな

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