https://www.asahi.com/sp/articles/ASTDQ4HVJTDQUDCB003M.html
千葉県君津市地域公共交通会議が22日に開かれた。委員の尾関崇・JR東日本千葉支社企画部長は、廃止方針を表明している久留里線(木更津―上総亀山)の久留里―上総亀山間(9・6キロ)について、廃止届を提出する方針を明らかにした。
JR東によると、廃止届の提出や、廃止して代替交通に転換する具体的な時期は決まっていない、としている。
廃止の1年前までに、国に廃止届を出さなければならない。利用者の多くが高校生であるため、委員からは「入学時期に合わせて、2027年4月をめざしていただきたい」という意見も出された。
また、バスを前提に検討されている代替交通転換後の運行費用は、JR東が18年間は全額負担。その後は市との協議になることも明らかになった。千葉支社によると、18年間は転換の年に生まれた子どもが成人するまでの期間だという。
バスや乗り合いタクシーなどに転換するJR津軽線の蟹田―三厩間(青森県)についても、運転期間を「少なくとも18年」とし、運行費用をJR東が負担するという。
このほか、バス転換による通学費用の増加を避けるために、高校生には無料パスを発行する方針も明らかになり、大学生や高専生なども検討していくという。
バスは現段階で列車よりも多い13往復の運行が計画されているほか、観光シーズンなどには臨時バスを運行する構想がある。
引用元: ・JR東日本、久留里線(千葉)の廃止届を提出へ…今後18年間の代替交通運行費用も負担 [917589786]
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