【元自民】中川俊直氏、宇都隆史氏が参政党スタッフに加入　神谷宗幣代表「第２自民党じゃないかと揶揄される…」

2025年12月25日 15:05　東スポWEB

　参政党は２５日、国会内で会見し、新たな人事を発表した。

　元自民党の中川俊直元衆院議員、宇都隆史元参院議員が政調会長補佐に就任した。女性スキャンダルで政権時に経産政務官を辞任し、２１年の衆院選落選で政界引退していた中川氏は神谷宗幣代表から口説かれたといい、「神谷代表の本当に熱い情熱が心から響いて、草の根の政治が非常に大事ではないかと思った」と政界復帰を決意したという。

　元航空自衛官で参院２期務めた宇都氏は「自分が今まで育ててもらったのは自民党だが、日本国に政治家として育ててもらったという自負がある。もう一度、国のために役に立てるのであれば」と同じく神谷氏からのラブコールに応じたという。

　政調会は幹事長で参院議員の安藤裕会長以下、政調会長代行の豊田真由子元衆院議員、先日加入した和田政宗元参院議員、今回の中川氏、宇都氏と全員が元自民党。神谷氏も元自民党で「第２自民党じゃないかと揶揄されるかと思うが、そんなことは考えていない。自民党ができないこと、できなかったこと、強さ、良さを知っているので、新たな政党でやっていこう」と話した。

　また党最高意思決定機関であるボードメンバーは５人で構成されるが、梅村みずほ参院議員が先月解任され、１枠が空席となっていた。東京都議の最上佳則氏が地方議員を代表する形で、新たに加わった。