https://news.yahoo.co.jp/articles/5e1884a2a6b5f5efccf26644d7f389d8e77e5a77
(ブルームバーグ):中国が日本に対する経済的な報復措置の一環として日本向け航空便を減らすよう命じたことが、需要が弱い時期にある国内航空会社の収益性を一段と悪化させる可能性がある。
【写真を見る】日中間の運航制限、中国の航空会社に打撃-通期黒字回復に暗雲
高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に中国が反発し、日中間の緊張が高まる中で、中国の大手航空会社が6年ぶりに通期黒字を達成するとの見通しの実現が危ぶまれている。
DBS銀行のアナリスト、ジェイソン・サム氏によれば、「今回の逆風は確実に業績に打撃を与え、現在のコンセンサス予想に下振れリスクが生じる」という。同氏は中国航空各社の利益圧迫が2026年前半まで続くとみている。
中国東方航空は日中を結ぶ路線の最大の運航会社で、中国南方航空や中国国際航空よりも需要後退の影響を受けやすい。春秋航空や吉祥航空といった規模は小さいが収益性の高い航空会社にも影響が及び得る。
ブルームバーグの集計によると、東方航空と南方航空、国際航空という中国3大航空会社は2020-24年に計2064億元(約4兆6000億円)の損失を計上。新型コロナ禍と国内競争の激化が重しとなった。3社はいずれも電子メールでのコメント要請に応じなかった。
運航制限は、脆弱(ぜいじゃく)さをはらむ時期に収益をさらに圧迫するとHSBCホールディングスのアナリスト、パラシュ・ジェイン氏は分析。中国の航空会社は通常、10月の国慶節(建国記念日)連休後に需要が急減し、翌年1月または2月の春節(旧正月)連休まで大きな祝日がないため、10-12月期は業績が一段と弱含みやすい。
引用元: ・【悲報】高市発言のせいで中国の大手航空各社が通期赤字の見込みへ ※ここ6年ずっと赤字 [917589786]
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