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「年金、健康保険にタダ乗りされる説」は大間違い…専門家が外国人受け入れと社会保障を検証した意外な結果 | PRESIDENT Online
2025/12/24 17:00
是川 夕 国立社会保障・人口問題研究所 国際関係部 部長
今後、日本社会を支える労働力を維持していくためには移民受け入れが必須だが、公的年金制度や健康保険制度に「タダのりされる」と不安視する人が非常に多い。しかし、国立社会保障・人口問題研究所国際関係部部長の是川夕さんは「どちらも今の制度上で悪用されることはない。むしろ、外国人が共に担ってくれれば社会保障制度の維持や向上につながる」という――。
目次
1.アジアの成長をどう受け止めるか
2.アジアの若者にとって魅力的な日本
3.少子高齢化および人口減少の問題
4.「マクロ経済」前提の移民政策が必要
5.将来必要になる外国人労働者数
6.年金制度の将来的な持続可能性の検証
7.外国人受け入れは年金制度維持に寄与
8.納付率や期間を不安視する必要はない
9.健康保険「タダ乗り」の懸念は間違い
10.外国人の高額療養費制度利用率は低い
11.移民を前提とした制度設計が必要
※本稿は、是川夕『ニッポンの移民――増え続ける外国人とどう向き合うか』(筑摩書房)の一部を再編集したものです。
(略)
引用元: ・【本】「年金、健康保険にタダ乗りされる説」は大間違い…専門家が外国人受け入れと社会保障を検証した意外な結果 (是川 夕氏) [少考さん★]
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