「高市さん、吉村さん、玉木さんがエンジンとなって政治を動かしていく」橋下徹氏が来年の国政を占う

　この日は「橋下徹”ズバ論っ！”納めＳＰ」を題して、２０２５年の社会の出来事を振り返った。政界に関しては、参院選の惨敗で石破茂内閣が崩れ始めた８月６日の番組出演時に「玉木財務大臣＆吉村総務大臣」と書いたフリップを掲示。国民民主党の玉木雄一郎代表、日本維新の会代表の吉村洋文大阪府知事の内閣入りを大予言し「自民党のリーダーは今は自民党だけで決められない。野党の協力がないと。『やってみてよ』という声が自民党サイドから出るかも分からない。吉村さんは正直、知事を辞めてまで出るのは無理かなという声も」と説明していた。

　１０月に高市早苗首相が誕生。２人の内閣入りはなく、予言は「大外れ」。同局の別のニュース番組では玉木氏が「橋下さんに黙ってもらったらうまくいく。発言を控えて日本の政治を温かく見守って」、吉村知事からは「大臣になって連立とか勝手に決めるな！自分で決める！」と”邪魔者扱い”される始末だった。

　だが、橋下氏は「これ、大外れっていうけど、方向性は完全に状況がこうじゃない？　大臣ではないけれども。吉村さんは完全に閣外協力ですし、玉木さんだって閣外協力に近いところ」と流れに間違いはないと指摘した。

　一方、「僕らも気をつけなきゃいけなきけど、自民と維新は連立って言ってるでしょ？　でも法的には連立ではない。大臣を出して初めて連立政権になるんです。維新は責任を負ってない。玉木さんも別に大臣を出さなくても政策を実現できる、と。ほどよい距離を取りながら自民・維新・国民民主で次の通常国会、政策実現をやっていくという方向は間違いない」「（維新・国民は）言いたい放題言える。大臣を出すと責任を負わなきゃいけないから」などと解説した。

　国民民主党の連立与党入りの可能性には「（玉木氏は）吉村さんとは違う距離感でやるんでしょう。１月からの通常国会は高市さん、吉村さん、玉木さんがエンジンとなって政治を動かしていく。玉木さんは『手取りを増やす』玉を何を出してくるかポイント」。一方で「吉村さんは副首都法案。議員定数削減ばかり言い続けていったら、副首都法案がかすんでくるんじゃないかな」と大阪政治のリーダーの先輩として心配げに話した。

https://hochi.news/articles/20251224-OHT1T51136.html?page=1

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