失敗と評価する向きが多いと異次元緩和だが、本来の目的がこれであったなら、おおむね達成されたことになる。また、の継承者を自認する高市氏も同じ方向をめざしているなら、2024年の総裁選期間中に「金利をいま上げるのはアホやと思う」と日銀を牽制した理由がわかる。総理として「責任ある積極財政」を標榜し、財政出動路線に舵を切った背景も理解できる。
高市氏が自民党総裁に選出されると株価は急上昇する一方、円相場は急降下した。高市氏にすればねらい通りだろうが、繰り返すが、円安は高市総理が「最優先」に対応するという物価高に直結する。また、市場は高市氏の金融緩和と積極財政の指向を知っているから、黙っていても円は売られてしまう。
によって金利がなくなり、財政資金の調達が容易になると、国の借金は激増した。第2次内閣が発足した2012年末に997兆円だったのが、2024年末時点で1323兆円にまで増えた。こうなると、金利が上がれば国債の償還費も増えるので、利上げがしにくい。そこで開き直って金融緩和を続け、ばらまきを続けて大企業の利益を増大させ、結果として賃金が上昇すれば景気は上向く、というのが高市政権の経済政策だと思われる。
だが、それではいつまでたっても円安は解消しない。大企業は潤っても消費者は報われない。アメリカのベッセント財務長官にまで、日銀の低すぎる金利が円安の主因だと批判され、今回は日銀の利上げを許容した高市政権だが、姿勢は消極的だと思われる。それが市場に読まれているから、円は反転しない。
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引用元: ・【国際】海外に行くと「日本は最貧国」だと痛感 いまや円が一人負け…回復の手立ては円高しかない
気軽に海外に
行けない時代になりました
一般人でも多く行ってるでしょ
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