小野田紀美経済安保担当相が2025年12月23日の閣議後会見で、自身の活動をめぐり、「会見始まって以来1番厳しい」とする質問に答えた。
「大臣の量子に対する理解はどのぐらい進んだのか」
小野田氏は会見で、科学技術政策担当大臣として、19日に日本科学未来館(東京都江東区)を視察したことを報告した。
DJ体験を通じて直感的に量子コンピュータを体感できる常設展「量子コンピュータ・ディスコ」などを通じ、「難解な科学の世界を親しみやすく魅力的に伝える工夫がなされている」と感じたという。
関連して、質疑応答の際に記者から「大臣の量子に対する理解はどのぐらい進んだのか」と尋ねられる場面があった。
小野田氏は苦笑するようにうつむき、天を仰いでため息をついたうえ、「たぶん会見始まって以来1番厳しい質問だなと今思ってるんですが」と切り出し、「量子に関してはとにかく理解をしたいというので、かなり勉強させていただいている」と続けた。
展示評価も「引き続き勉強させていただきたい」
小野田氏は、これまでの知見を「専門の先生方に聞いても『よく分からない、分かるけど、よく分からないのが量子なんだ』という風にお話をされることもありまして。本当に感覚でつかんでいく。例えば、生きているけど死んでいる猫とか、色んな現象が分かるんだけど分からない、ここが本当に魅力的でもあり難しいところでもあり」と説明した。
そのうえで、量子コンピュータ・ディスコに関して「量子の色んな組み合わせみたいなものを感覚で『こういう現象が起きるんだ』というのをすごく実感できる」「頭で理解するというよりも、感覚で腑に落とさせようとしてくれる良い試み」などと評価した。
子どもたちも体験していたと振り返り、「よく分からないけど楽しんでいるうちに感覚的には『こうしたらこうなる』というような、やり方を学んでいくという点ではすごく良い展示だと思いましたが」と絶賛しつつ、質問に対して下記のように答えていた。
引用元: ・小野田紀美大臣、天を仰いでため息… 「会見始まって以来1番厳しい」量子に関する質問にアンサー [Hitzeschleier★]
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