経済効果の研究で知られる関西大学の宮本勝浩名誉教授(80)がこのほど、日本からパンダがいなくなることによって失われる経済効果を分析。1年間で少なくとも約195億円と試算し、同大を通じて発表した。【写真】かわいすぎる!パンダの双子が雪を楽しむ
宮本氏は「このような状況が数年間続くと、パンダが居なくなることによるマイナスの経済効果は数百億円にのぼると想定される。パンダ好きの日本人(私も含めて)のために、1日も早くパンダが戻ってくることを願っている」とコメントした。
2025年6月に、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」にいたパンダ4頭が中国に返還。東京都は15日、2026年2月に返還期限が迫っていた上野動物園の双子のジャイアントパンダ・シャオシャオ(オス)とレイレイ(メス)を
2026年1月下旬に中国に返還すると発表していた。1972年(昭和47)の日中国交正常化でランラン、カンカンが上野動物園に“初来日”して以来、日本国内からパンダがいなくなる。
宮本氏は、白浜町が約31年間、パンダにより約1256億6000万円の経済効果があったとした。「つまり、白浜町では1年間平均で約41億円の経済効果があり、これだけの経済効果が失われたことになる。人口が2万人に
満たない白浜町にとって、観光の経済効果と税収の減少は大きな打撃になると危惧されている」と指摘した。
さらに、上野動物園のパンダが中国に返還された時に失われる経済効果を試算した。2017年6月から2020年12月の約3年半、シャンシャンが創り出した経済効果が約539億円。1年間平均の経済効果が約154億円とし、
上野動物園からパンダがいなくなると、少なくとも年間154億円の経済効果が失われることになるとした宮本氏は「特に、上野動物園だけではなく、上野界隈のホテル、旅館、レストラン、食堂、喫茶店、土産物店などの打撃はかなり大きいと想定される」と予測した。
宮本氏は「白浜町のアドベンチャーワールドと上野動物園のパンダが中国に返還され、日本にパンダが1頭も居なくなると、1年間で少なくとも約195億円の経済効果が失われることとなる」と結論づけ、日本にパンダが戻ってくることを願っていた。

引用元: ・関西大学教授「日本からパンダがいなくなると経済効果195億円を失う」 [194767121]
パンダいらないからウォンバットと触れ合えるような場所作ってほしい
もしかして昭和の頃の感覚で算出してるの?w
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