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2025年12月19日 16時46分
記者会見を開いた大津氏と石森弁護士(2025年12月19日/東京・霞が関の司法記者クラブ/弁護士ドットコム撮影)
YouTube上で性的なデマを広められ、名誉を傷つけられたとして、「みんなでつくる党」の大津綾香代表が、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏とユーチューバーに計1100万円の損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(澤村智子裁判長)は12月19日、立花氏に33万円(うち2人が連帯して11万円)を大津氏に支払うよう命じる判決を下した。
大津氏の代理人は「違法性が高い行為なのに、この金額しか認められないのは明らかにおかしい」として、控訴する考えを示した。
●YouTubeで「大津はパンパン」と発言
判決文によると、立花氏は2024年8月12日、ユーチューバーが運営するYouTubeチャンネルの動画で、大津氏について、「いや、あいつ、職業パンパンだもん。職業パンパンはセーフやろ?」「職業はパンパン」などと発言した。
さらに立花氏は、大津氏が自身に「(国政政党N国党の)党首になったらハメドリとか流出しませんか?」「これ党首になったら私のハメドリ動画とかも出回るんですかね?」などと話していたかのように事実無根の内容を語った。
また、立花氏は今年4月25日に開いた記者会見で、大津氏から提訴されたことを明かしたうえで、次のような発言をしたという。
「『大津綾香はパンパン』や。いや、あの『パンパン』に関しては彼女自身が、まぁ明確に弁明できますよ。1つはパンパンだということが、彼女、僕とその政治家女子の話をしたときに50代の彼氏がいます。これは直接その人にも会ったし、LINEもしています。で、30代の彼氏もいます。もう普通に二股交際してた」
「『パンパン』と『ハメ撮り動画』ってめちゃくちゃ結びついてるんですよね。自分の中で『あっちこっちの男とエッチしてます』って自分俺に言ってきてんだから。それを、でじゃどうやってお金稼いでるのって、仕事してませんって言ってるわけだから」
●立花氏の発言「真実性や真実相当性ない」
東京地裁は、こうした立花氏の発言について「一般の視聴者に、原告が複数の男性と肉体関係を持ち、その対価として金銭を得て生活の糧とする売春のような行為をしている人物であるという印象を与えるもの」などと指摘。
そのうえで、立花氏のそれぞれの発言について「真実であると認めるに足りる証拠はなく、全証拠によっても被告らにおいてこれが真実であると信じるに足りる相当な理由があったと認めるに足りない」と判断した。
問題とされたYouTubeチャンネルの登録者数が2万7000人を超えることなどを考慮して、被告2人が連帯して11万円、これとは別に立花氏が22万円をそれぞれ大津氏に支払うよう命じた。
●「誹謗中傷をネタに稼ぐシステム」を問題視
判決後、大津氏は東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開き、今回提訴したYouTubeチャンネルの悪質性に触れて「これが11万円(の賠償)というのは、さすがに許せない」と述べた。
また、こうしたデマや誹謗中傷によって収益を得る構造そのものを問題視し、「誹謗中傷をネタにして稼ぎ続けるシステムをなんとかしなければならない」とうったえた。
代理人の石森雄一郎弁護士は「不法行為の成否については、こちらの主張がすべて認められた」と評価した一方で、賠償額について「起きている事実や違法性の高さからして、金額があまりにもおかしい」として、控訴する意向を示した。
引用元: ・大津綾香氏への中傷…立花孝志氏らに賠償命令 東京地裁 [少考さん★]
これくらいレスバで済ませとけよ
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