2025年12月19日 11時0分
低視聴率が取り沙汰されることが多く、見逃し配信の再生回数でもあまり話題にならなかった脚本家・三谷幸喜最新作『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(フジテレビ系)。
三谷氏が民放GP(ゴールデン・プライム)帯の連続ドラマを25年ぶりに手がけ、主演の菅田将暉をはじめ、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波など豪華キャストが集結。1984年の渋谷を舞台にしたオリジナル青春群像劇だ。
舞台演出家の主人公・久部三成(菅田)が、ストリップ劇場のダンサーや芸人、裏方といった寄せ集め集団で、シェイクスピアの劇団を立ち上げて成功を目指す物語。12月17日(水)に最終話(第11話)が放送された。
第1話は世帯5.4%/個人3.1%でスタートした視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は、最終話では世帯2.9%/個人1.6%と、半分近くまで下がってしまった。
いまのご時世、リアルタイム視聴を計測することに意味はないという論調もある。たとえば視聴率が二桁に乗ったかどうかといったことに一喜一憂するのは時代遅れな気はする。けれど、増減の推移には注目すべき価値はある。第1話をわざわざリアルタイム視聴してくれたドラマファンが、最終話を迎えるまでに激減してしまったのは由々しき問題だろう。
一方、いまはTVerなどの見逃し配信の再生回数も重視されている。今期一のバズりドラマとなった『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)は、第7話の無料配信再生数が8日間で522万回を突破し、TBSのドラマ・バラエティを含む全番組でベストの記録を更新したという。
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は再生回数でもほとんど話題になっていない。ちなみにTVerの人気指標となるお気に入り登録(12月18日現在)は、『もしがく』が51.1万だったのに対し、『じゃあつく』は158.4万とトリプルスコアの大差となっている。
(中略)
それゆえに、久部の魅力のなさが際立った感がある。いつになったら主人公に好感を持てるのだろうか、いつになったら主人公に感情移入できるのだろうか。そう思い、耐えながら観続けたが、とうとう久部にイライラしたまま最終回が終わってしまった。
最後まで主人公が成長せずに幼稚なままじゃ、おもしろくなるものもおもしろくならない。せっかく主人公以外は魅力的な登場人物が多かったのに、これじゃナイスキャラの無駄遣い。とにかくもったいないドラマだった。
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引用元: ・【ドラマ】菅田将暉主演の「もしがく」なぜここまでコケてしまったのか(ネタバレあり) [muffin★]
キャラもストーリーもずっとフワフワしててリアルタイムで書いてるんか?って思ったレベル
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