師走も後半、そろそろ大掃除の準備を始めている方もいるかもしれません。ウェザーニュースでは、スマホアプリユーザーに対して、「嫌いな大掃除」についての調査を実施しました。
アプリ「ウェザーニュース」ユーザーに「嫌いな大掃除は?」と質問し、窓拭き、風呂、換気扇、ベランダ、障子、排水溝、コンロ、トイレ、その他の9つから選択していただきました。全体のランキングは次のとおりです。(17336人が参加)
1位 換気扇
2位 窓拭き
3位 風呂
4位 排水溝
5位 コンロ
6位 障子
7位 ベランダ
8位 トイレ
ー その他
最も嫌いな大掃除、全国第1位は「換気扇」でした。都道府県別のランキングを見てみても、47のうち43都道府県で「換気扇」が1位となり、2位以下に大差をつけています。これは、油汚れのしつこさや、分解や高い位置の作業が身体的な負担につながるためのようです。
引用元: ・嫌いな大掃除ランキング1位は「換気扇」 油汚れに悲鳴 [534275279]
2位は寒い日にツライ「窓拭き」
換気扇に次いで、全国的に「窓拭き」が堅い2位を維持しています。福井県、山梨県、島根県、佐賀県では1位となっています。
窓拭きは主に屋外での作業であり、冬の時期に「寒い中、水を使うのが辛い」という身体的な苦痛が伴うことが大きな理由と言えそうです。
そのため、他県に比べると温暖な気候の沖縄県では少し順位が低いのかもしれません。
3位は障子・風呂・排水溝が多数
1位2位は全国的に同じ項目が挙げられていましたが、3位は地域的な特徴が見られました。
東北地方や日本海側など伝統的な家屋が比較的多く残る地域では、障子が3位でした。障子の張り替えは、古い紙を剥がし、新しい紙を張るという複雑で時間を要する工程が嫌われる主な理由のようです。
関東や中部、中国四国、九州で多く3位にランクインしたのが「風呂」でした。浴室はカビ取りやエプロン内部の掃除など、普段の手入れでは行き届かない箇所が多く、水仕事のため寒さを伴うことが嫌われる原因と考えられます。
一方、近畿を中心に「排水溝」が3位の地域もありました。排水溝は「ヌメリ」「ヘドロ」「臭い」といった生理的な嫌悪感が原因であり、この不快感が強く敬遠されていることが分かります。
また、選択肢に入っていなかった項目で全国的に散見されたのが「全部」という回答です。新しい一年を迎えるための日本の伝統的な習慣はあるものの、大変であることは間違いありません。最近では一気に多くの掃除を終わらせるのではなく、ちょっとした掃除をコツコツ進める小掃除も話題になっています。
みなさんは、大掃除の予定はありますか?
コメント