【x】小泉進次郎防衛相…手袋の写真を投稿　🧤

2025年12月16日16時4分

小泉進次郎防衛相は16日、自身のX（旧ツイッター）を更新。中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射をめぐり、「今回の事案の問題の本質は、30分にわたるレーダー照射が断続的に行われたこと。この本質から目を逸らす試みに乗らず、冷静、厳格に対応してまいります」と、あらためて決意をつづった。

「冷静、厳格」のフレーズは、防衛省制服組トップの内倉浩昭統合幕僚長が11日の会見で、自身がF15パイロット時代、操縦の際に「冷静」「厳格」と書いた手袋をして任務に就いていたことに触れたことを受けたもの。内倉氏は会見で、今回、中国軍機から約30分にわたり自衛隊機が断続的にレーダー照射されたことについて、自身は経験がないと言及。その上で「私の経験で、飛行中においては、まず手袋に『冷静・厳格』とマジックで書いて、毎回離陸するたびに、それを見ながら確認して飛んでいた」「今回のようなレーダー照射がないか、神経を研ぎ澄まして対応しておりました」と経験を語った。今回、断続的にレーダー照射を受けたパイロットの心情を思いやるとともに、空自パイロットが常に強い緊張感の中で任務に当たっている実態もにじませた。

進次郎氏は、内倉氏が実際に付けていたという手袋の写真を投稿。緑色の手袋には、「冷静・厳格！」と書かれており、「内倉統幕長が先日の記者会見で触れた手袋。実際に統幕長が持ってきてくれました」とした上で、「30分のレーダー照射を受けながら、『冷静』『厳格』を心がけて任務を粛々と遂行した自衛官を改めて誇りに思います」と記した。

その上で「様々な情報が氾濫していますが、今回の事案の問題の本質は、30分にわたるレーダー照射が断続的に行われたこと。この本質から目を逸らす試みに乗らず、冷静、厳格に対応してまいります」と、今後の対応のあり方についてもつづった。

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