https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yta9faa1ae9abe4eb5af0f0eff33379339
https://youtu.be/VRzPxsDSC5s
裁判長
「起訴内容で事実と違うところはありますか」
浜田淑恵被告(63)
「宇宙システムというのがありますが、私の体を介して一連のことが行われました」
裁判長
「実際のやりとりと違うということですか」
浜田被告
「システムの内容が不利で、私をおとしいれるような内容」
理解しがたい回答に困惑し、裁判長が質問を重ねるなど異例の展開で始まった裁判。
占い師の浜田淑恵被告は、自らを「創造主」と名乗り、5年前、和歌山県内で男性信者2人をそそのかし、入水自殺させたほか、遺書を偽造した罪などに問われています。
2人の遺体は、手首をマイクコードで結ばれた状態で見つかりました。
さらに、2人が自身の給料や知人から借りた金などを“献金”していたほか、事件後、所有していた土地や建物が浜田被告の親族の名義に変更されていたことが明らかになっています。
17日の初公判で、自殺をそそのかした罪について問われた浜田被告は――。
浜田被告
「システムプログラムが私をジャックして行いました」
弁護側は被告は当時、「心神喪失の状態で刑事責任能力はなかった」と無罪を主張しました。
一方、検察側は、被告が当時交際していた未成年の男性が自宅を出て行ったことから、魂となって男性を操るシステムを破壊するために信者らと自殺を話し合うようになっていたと指摘しました。
事件をめぐっては浜田被告のほかに、自殺を手助けした信者の女がすでに執行猶予付きの有罪判決を受けています。裁判では証拠として、浜田被告が男性2人の死について語る音声も公開されました。
浜田被告
「前までここにおったんだよ。マジおったよ。死んだよ。いいか?よく聞け、新しい話だ。死んだぞ。私の元に連れてきた、いい?あいつら役割終わった」
そして、音声の終盤には。
浜田被告
「もう本当に私はね、今までも、いろんなことやってきたけどね、 この世で殺人をすると……いやいや、やってない、やってない、やってない、やってない、やってない」
亡くなった男性のうち1人は、浜田被告に7000万円以上を献金していたとされています。
引用元: ・「宇宙システムが私の体を…」”信者”に自殺教唆か『創造主』名乗る占い師の女 初公判で無罪主張 [582792952]
取材に応じた男性の遺族は、当初は優しい父親だったと振り返ります。
男性の長男
「ラーメンを食べに行ったりとか、あと交通博物館について行ってもらったりとか。ちょっと頑固だったけど優しい性格の人でした」
しかし、浜田被告らと関係を持ち始めたとされる時期から性格が変わり始め、息子への学費の支払いも止まったといいます。
亡くなった男性の長男
「二十歳の時にはもう連絡しても連絡が通じない状態で、音信不通の状態でした。電話しても電話してもやっぱり出ない」
記者
「会いには行ったんですか?」
亡くなった男性の長男
「会いに行ったというよりは、浜田被告の家に行った感じですね。第一声が『帰れ』という言葉で言われました」
遺族は、浜田被告のマインドコントロールを受け、死に追いやられたと訴えています。
信者2人はなぜ死に追いやられたのか。
裁判は来年2月に被告人質問が行われ、弁護側は浜田被告への精神鑑定の実施を求めています。
https://i.imgur.com/FKMBDOT.jpg
https://i.imgur.com/MAFy2BM.jpg
https://i.imgur.com/81Fak59.jpg
https://i.imgur.com/MylBnfp.jpg
https://i.imgur.com/XgJiqsq.png
コメント