辻元氏は12日の投稿で、高市首相が台湾有事を「存立危機事態になり得る」とした発言が、官僚が作成したものではなく、高市首相の見解で発したとする報道を引用。これに対し山尾氏は「大臣には『紙を読むな』事務方には『紙を差し入れるな』。閣僚に自分の言葉で語らせる国会議論を追求してきた立憲民主が、こと中国問題になると党をあげて『紙を読め』とな!総理は官僚作文に縛られろというなら、官僚に質問したらいい。毎回同じ答弁がもらえること間違いなし。台湾問題だけは縛られろというのかもしれないが、それこそ中国に忖度して国会議論の自主規制を呼びかけるようなもの。中国が怒れば日本が止まる、こんな成功体験をアシストしないでほしい」などと苦言を呈していた。
山尾氏は15日の投稿で、この内容を伝える記事とともにあらためて持論を展開。「『台湾有事を語らない』総理答弁をとって野党の手柄にするための国会質問は、日本のためにならないと私は考えますので、どうしてもやりたいなら官僚でお願いしたい」と指摘し「なぜなら『日本の総理は台湾有事を語らない』という既成事実の積み上げが、いつの間にか『日本の総理は台湾有事を語ってはならない』規範へと変換されており、それはまさに中国の狙いどおりの流れだからです」と理由を説明した。
続けて「辻元さんほどベテランの議員が、官僚作文を超えて総理が語ったこと自体をまるで鬼の首をとったかのように批判していること自体、まさに中国から押しつけられた規範の内面化が進んでいる証拠ではないですか」とあらためて辻元氏のスタンスを批判。「日本が自ら曖昧戦略をとることと、中国に沈黙を強いられることは全く別。日本の自国防衛についての国会議論について、他国からブレーキをかけられることを受け入れてはダメです。絶対」と呼びかけた。
12/16(火) 11:11 日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab2ede96dd74ebb9eaefa1e1315560818c7433a
引用元: ・山尾志桜里氏「辻元さんほどベテランの議員が…」「中国から押しつけられた規範の内面化」指摘 [12/16] [ばーど★]
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