見た目はただのメガネ、なのにAI搭載。会話を助けてくれるスマートグラス「Even G2」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a642d8d5accca93ec09839a412a016b64019a6d8?page=1
スマートグラスメーカーのEven Realitiesが、最新モデル「Even G2 Display Smart Glasses」をリリースしました。
スタイリッシュなフレームにモノクロディスプレイを搭載し、ユニークな指輪型コントローラーまで付属して、価格は599ドル(約9万5,000円)。
超シンプル、まるで「普段使いのメガネ」
MetaのRay-Banスマートグラスがカメラやスピーカーを搭載して「何でもできる」アプローチを取っているのに対し、G2の設計思想は非常にシンプル。
「装着している本人にだけ見えるスマートディスプレイを提供する」この一点に集中しています。
カメラやスピーカーの代わりに、G2にはテレプロンプター(カンペ機能)や地図といった基本的なアプリが詰め込まれています。
頭を傾けたり、指輪をタップしたりするだけで、軽量で洗練されたデザイナーズフレームの中に情報が浮かび上がる仕組み。目立ちすぎて威圧感を与えるガジェットではなく、クールな見た目で実用的な「普段使いのメガネ」を目指しているのです。
より鮮明に、そして「会話」が変わる
私は前モデルである「G1」もレビューしたことがあり、その完成度には感銘を受けました(実はそのメガネを使って、バーでタダ酒をゲットしたこともあるくらいです)。
Even Realitiesによると、今回のG2はそこからさらに進化しているとのこと。
ただでさえすばらしかった前世代のマイクロLEDディスプレイが改良され、より大きく、鮮明で、明るくなりました。さらに「2レベル3D」機能により、特定の情報を視界の手前に浮き上がらせるような表示も可能です。
(中略)
引用元: ・眼鏡にバイタルサインを表示できる「リアルスカウター」っぽい奴発売 AI搭載599ドル [643485443]
指先ひとつで操作完了。健康管理もできる「魔法のリング」
これらすべての機能は、付属のスマートリングで制御します。
クリック、タップ、スクロールといった操作が手元で完結。さらにこのリングはバイタルサインや健康情報もモニタリングしてくれるため、現在の心拍数やその日の歩数をメガネのディスプレイにリアルタイムで表示することも可能です。
サードパーティ開放への期待
スペックの向上も歓迎すべき点ですが、G2のもっとも興味深い進化はハードウェアではないかもしれません。
Even Realitiesのウェブサイトによると、間もなくサードパーティ製アプリのサポートが開始されるとのこと。
正直なところ、G1は設計された機能に関しては非常に優秀でしたが、実際の使用ケースはかなり限定的でした。「テレプロンプター」は確かにクールですが、実際にスピーチをする機会が日常でどれほどあるでしょうか?
このプラットフォームが開発者に開放され、「Even OS」上で新しい何かがつくられるようになれば、今のアプリ機能が改善されるだけでなく、誰もが欲しがるような「キラーアプリ」が誕生する可能性があります。
もう放映されてら随分経過したんだけど
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