https://www.sankei.com/article/20251213-J4DKXPQCU5OZHOGXIA2TA6C4RY/
沖縄本島南東の公海上空で中国軍機が自衛隊機にレーダーを照射した事案が発生して1週間。防衛省は、中国機がミサイルを誘導する火器管制用モードでレーダーを使用していたのか分析結果を明らかにしていない。自衛隊の情報収集能力を知られないためだが、空自幹部OBは、火器管制用モードを使用した可能性が極めて高いと指摘する。
防衛省によると、レーダー照射は6日午後4時32分ごろから約3分間と、午後6時37分ごろから約30分間の2回に渡り、断続的に行われた。中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が日本領空に接近する恐れがあったため、空自のF15戦闘機がスクランブル(緊急発進)した中で発生した。
戦闘機に搭載のレーダーは、捜索用と火器管制用とを別々に搭載する艦艇と違い、両機能をモードを切り替えて使用する。今回、J15がF15に照射したレーダーが火器管制用モードだったかについて、同省は「探知する能力を明らかにすることになる」と公表を控えている。元空将の織田邦男氏は「火器管制用モードには違いないが、最新のレーダーには捜索しながらロックオンできる機能もある」とする。
織田氏によると、最新のレーダーには、捜索と追尾を同時に可能とする「捜索中追尾(TWS)」機能を搭載。このため、火器管制用モードでもTWS機能を使って照射された場合、「捜索しているかロックオンしているのか区別がつかない」という。ただ、捜索用モードは、機首から120度の範囲内を方向を変えながら電波を照射するため、集中的に追尾する火器管制用モードとは明らかに異なる。中国側は「自衛隊機がレーダーを照射してきた」と主張するが、視界が悪いときに相手機との位置関係を確認するために捜索用モードで照射するのは通常行為。自衛隊機は火器管制用モードを「使用した事実はない」(防衛省幹部)としている。
引用元: ・中国機レーダー照射1週間 火器管制用モードの可能性が極めて高い 空自幹部OB「異常な嫌がらせ」 [662593167]
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